「SEOに効果がある」と過去にはされていたが、すでに時代遅れになってしまった「化石」の手法を5つ紹介する。古いやり方ではなく、今の時代に効果がでるやり方もあわせて紹介する。 なかなか認めにくいことだが、僕たちの多くは相変わらず時代遅れのSEO戦術を実践している。そうした戦術には、今なお大きなプラスの影響があると信じているからだ。 今回のホワイトボード・フライデーでは、ランドがそうした「化石」のような古代の手法を挙げ、現在それよりも効果的に機能する代替策を提示しながら、僕たちを優しく正しい方向に導いてくれる。あなたもコメント欄で、ぜひヒントやお気に入りの策をシェアしてほしい! 化石戦術その1: Google広告のキーワードプランナーに頼ってキーワードを調査する最初に取り上げるのは、以前にも何度か話したことのある、Google広告(旧AdWords)のキーワードプランナーに基づくキーワード調査
ほかにも、次のようなSEOネタを今週もまとめてお届けする。あなたの仕事とスキルアップに役立ててほしい。 Search Consoleから緊急警告! 検索結果のクリックが著しく減少しました3万ページを削除したら、検索ランキングへの影響はいかに?Fetch as Googleを使いすぎるとペナルティを受ける!?リンク否認ツールの間違った使い方: ×見覚えのないリンクを否認するサイトの長期的な成功は「ランキング要因の研究」ではなく「UX改善」が必要figcaptionタグはalt属性の代わりになる?URL検査ツールでPCサイトのスクリーンショットを取得できないグーグル、JSレンダリングの速度向上に取り組み中広告もLPもAMPにしたら、CTRが87%⬆・CVR76%⬆PWA+TWAでウェブサイトを完全アプリ化してGoogle Playに登録も狙い目のSEOは画像検索。2人のGoogle社員がアドバ
YMYL(Your Money or Your Life)とは?将来の幸福や健康、財務の安定性、またはユーザーの安全に影響を与えるページをYMYLの対象ページとすると書かれている。具体的には次の5つだ。 ショッピングまたは金融取引ページ財務情報に関するページ医療情報に関するページ法律情報に関するページ市民にとって重要なニュース記事または公的/公式情報に関するページGoogleでは、これらのサイトを「他ページよりも評価を厳しくするように」と示している。これらの項目の中で、ショッピングを除くページに関しては、納得ができると思う方も多いだろう。Googleでは「お金を支払う」というショッピングに関しても、評価基準を厳しくしている。また、E-A-Tの項目では「YMYLページには、高いE-A-Tが必要である」と言及されている。 E-A-Tとは?E-A-Tとは、次の3項目の頭文字をとったもの。 Exp
Mozファンのみなさん、こんにちは! ホワイトボード・フライデーにようこそ。 今回は、リンクビルディングのルールについて解説していく。よく知られているように、リンクはグーグルの検索順位を決定する3大要因の1つであり、ウェブサイトに大きなメリットをもたらす。 しかし、リンクに関してやるべきこと、やってはいけないことをめぐっては、少し混乱がある。この記事がそうした混乱を少しでも解消する助けになることを願っている。 やるべきことリンクビルディングについてやるべきことには何があるか? あなたは何をしたいだろうか? まず、最も重要なのは次のことだ。 1. そのリンクの価値を判断する 検索順位を上げてくれる可能性は別として、そのリンクはサイトにどのような価値をもたらしているだろうか? 潜在的なトラフィックを増やしている? サイトとの関連性がある? オーソリティを得ている? こういった選択肢の比重を測り
たとえば車に乗っていて、何かを聞いているとする(僕は未だに車内でCDを聞いているが、それがちょっと哀れなのは言われなくても分かっている)。衛星ラジオやWi-Fiなど、何であれ耳に入ってくるものを聞いている。 そこで、たとえばポッドキャストを聞いたり、ある著者のことを耳にしたりして、「お、この人物は面白そうだ。もっとよく知りたい」と思うとする。そのためスマートウォッチに「この人物についての検索を保存して。この著者について調べて。著作を教えて」と指示する。 それから家に帰ってGoogle Homeでその検索を呼び出すと、「ちょうど映像がありますよ。私は音声検索デバイスなのでもちろん再生はできませんが、テレビのChromecastに送信できます」と言われる。そこで君は映像をテレビに送信して、それを見る。テレビを見ている間、スマートフォンを取り出して、「何だか欲しくなってきた」と思う。そのためアマ
大企業向けのローカルSEOを解説するこの記事は、前中後編の3回に分けてお届けしている。大企業には適さないアドバイスを紹介した前回に続いて、今回は、大企業がローカルSEOの準備を整える際に考慮すべき項目のチェックリストを見ていこう。 →まず前編を読んでおく 大企業向けローカルSEOの準備を整えるためのチェックリスト大企業のマーケティング担当チームのメンバーや、大企業クライアントとの仕事を始めたい代理店の人は、次に示すチェックリストを確認し、頑張って1つずつチェックを入れていこう。 ☑ 成功の定義(KPI) 「実店舗への来客」「販売」「電話」「予約」といった指標の増加のように、どのような動きがあればブランドにとって成功と言えるのかを決定したか。 こうしたKPIを向上させられるなら、取り組みは本当の成功を生み出していると見なせる。 ☑ 担当者の任命(責任者) ビジネスのローカル検索マーケティング
2017年12月、グーグルのアルゴリズムアップデートが話題になった。このアップデートはすぐに「マカビーアップデート(Maccabees Update)」と命名され、さまざまな記事が登場し始めた(Search Engine JournalやSearch Engine Roundtableなど)。 このアップデートに関する不満がウェブマスターから相次いで寄せられるようになったところで、僕はいつもの行動に移った。つまり、こういうことだ: 椅子に深く腰掛けて、リラックスしながら、粗悪なリンクを構築していた人や、低品質のコンテンツをまき散らしていた人、あるいはグーグルが目の敵にしているビジネスモデルを選んだ人(要するにアフィリエイト運営者)、全員のことを笑った。 しかし! その後に自分のサイトの1つをチェックしてみて、同じように打撃を受けたことを知った。 うーん。 まず、明白な問題をチェックする――
日本語版のGoogle ウェブマスター向け公式ブログでも発表されました:「 モバイル ファースト インデックスを開始しますMFIへの切り替えは、準備ができたサイトから順次MFIへの切り替えは、グーグル検索全体で一気に行うのではなく、準備が整っているサイトから順次適用していく形だ。つまり、サイト単位でのMFI移行となる。 MFIの準備ができているかどうかは、モバイルファーストインデックス向けのベストプラクティスに準じているかどうかでグーグルが判断する。 準備が整っているサイトには、Search Consoleのメッセージで通知が届くほか、モバイル向けのGoogleクローラ「Googlebot」(ユーザーエージェント名に「Mobile Safari」あり)のクロールが大幅に増えるということだ。 MFIが適用されると、検索結果にモバイル向けページが表示される。この場合、Google検索結果ページ
この記事は、前中後編の3回に分けてお届けしている。構造化データの実装方法について説明した前回に引き続き、今回は、さまざまな業種におけるschema.orgの使い方について見ていこう。 →まず前編を読んでおく 一般的なウェブサイトでのschema.orgの利用では、自社のサイトに適したschema.orgのTypeを判断するには、どうすればよいだろうか。これは、ビジネスやウェブサイトの種類によって変わってくる。 schema.orgのマークアップのTypeには、ほぼすべての企業にとって役立つものもあれば、特定のビジネスの特定のユースケースにのみ役立つものもある。 ほとんどのサイトで利用価値があるマークアップは次のとおりだ。 Organization ―― Organizationマークアップをトップページで使用すると、そのウェブサイトが特定のブランドのサイトであることを伝えられる。 ナレッジ
あなたが比較的大規模なサイトを運営しているとしよう。ページの数が数千から数万、場合によっては数十万あるようなサイトだ。にもかかわらず、外部から十分な数の被リンクを獲得しているページはわずかしかない。図のピンク色のページだ。 ピンク色のページには、外部のサイトからリンクが張られている。だが、このサイトには他のページもある。図の紫色のページだ。 本来ならば、これらのページでもリンク資産を獲得しておきたいところだ。なぜなら、これらのページでターゲットにしている検索語やページで順位を上げたいのに、ピンク色のページのように外部リンクを獲得できていないからだ。 このような場合は、以下の取り組みを試してみることを強くお勧めする。 重要性が高いのにリンクを獲得していないページを見つけよう。これは図の紫色のページのことだ。このようなページを正確に把握する必要がある。 ターゲットにしている検索語や検索フレーズ
今日は小ネタです。グーグルがMFIなどモバイル最優先の動きをするようになり、SEOの観点から「コンテント・パリティ」という考え方が重要性を増しています。さて、これは何なのでしょうか? コンテント・パリティ=同じ中身であること「コンテント・パリティ」とは、要は「コンテンツの同一性」を意味するもので、SEOの観点では次のようなことを意味します。 コンテンツに「モバイル版とPC板」「モバイル版とAMP版」など複数のバージョン(やURL)があるとき、どのバージョンでも最重要コンテンツを同様に提供しており、ユーザーが求めているものを満たせるかどうか。 コンピュータの世界にも「パリティ」があります。ECCメモリ(RAM)で正しいデータが読み出せることを確認するための仕組みや、RAID(ディスク)で一部のデータが失われても元のデータを復元できるようにするための仕組みです。 ここでいう「コンテント・パリテ
あなたのサイトでは、SEO観点でのリンク資産やそのページ間での流れは、今どのようになっているのだろうか。また、そのポテンシャルを活かして検索順位を上げるには、どうすればいいだろうか。 Mozのランドが、リンク資産の基本原則とサイトでよく見られるフローの問題を解説する。また、サイトを正しい方向に導くために必要な対応策を紹介しよう。 「リンク資産」というコンセプトに関して、学び直す必要がある人にとっても、確実に理解したいと考えている人にとっても、この記事は必見だ。 大原則: リンク資産について知っておくべきことでは、まず「リンク資産」について知っておくべき原則について話をしよう。事例や活用ノウハウを紹介するのは、その後だ。 原則1 「外部サイトからのリンク」のほうが、「サイト内からのリンク」よりも、ほとんどの場合、ランキング価値が高く、検索順位を上昇させる可能性を持っている。だからと言って、次
Googleのアルゴリズム変更により、中古車市場で圧倒的な実績を持つ「Gulliver(以下、ガリバー)」のコンテンツ戦略は、2015年末から苦境に立たされていた。売り上げに直結するいくつものキーワードで検索順位が急落したのだ。さまざまな選択肢のなかで、ガリバーを運営するIDOMが選んだのは「ユーザーニーズに応えたコンテンツを、社内で地道に作る」という直球勝負の道だった。 アサインされたのは三井紀子氏。彼女はWeb未経験だったにもかかわらず、たった半年で流入数を対前年比32%回復させることに成功した。その道のりを、「コンテンツ制作の指導者」として伴走してきた当社の白砂ゆき子、岡村眞友子(Faber Company)とともに振り返る。 2015年末に検索順位が急落。原因はGoogleのアルゴリズム変更――「ガリバー」のコンテンツマーケティングのテコ入れは、どんなきっかけで始まったのですか?
SEO/SEMに役立つキーワード調査ツール利用ガイド このコーナーでは、ネットビジネスを強力に支援する製品について、それを支える技術や市場動向を説明し、さらに各社から提供されている製品を紹介する。競合がひしめく市場で、他社に差を付けるための武器として、ぜひ導入を検討してみてほしい。 今回は、SEOにもキーワード広告にも必須となる「キーワード選び」に役立つサービスを紹介する。 TEXT:編集部&鶴田修朗 SEOの基本ステップサイトにSEOをする場合、基本的な手順は次のようになる。 現状把握現状で検索エンジンからどんなキーワードでどれくらいのユーザーを集められているのか、サイトにどんなコンテンツがあるのかを確認する。 キーワード調査サイトにどんなユーザーを集客したいのかをもとに、SEOでねらうキーワードを選定する。 SEO施策サイト内のコンテンツ、HTMLの書き方、サイト内リンク、サイト外リン
「敵」をつくるコンテンツで「すべきこと」「すべきでないこと」敵をつくるような方法でコンテンツを作ったりアイデアを考えたりするときには、「すべきこと」と「すべきでないこと」がある。 すべきこと裏付けとなるデータを用意するまず、単に意見を述べるのではなく、裏付けとなる事実やデータを、できるだけ多く集めよう。 これは当然のことだと言える。 裏付けを取らないまま進めてしまうと、今の時代は危険な状況がもたらされる可能性がある。 すべきことさまざまな観点から伝える僕が強く勧めるのは、さまざまな観点から伝えようとすることだ。これは何も、政治的に左寄りの見方から右寄りの見方までをひと通り検討しなければならないとか、そういうことを言っているわけではない。そういう伝え方も悪いとは思わないが、多角的な見方を提供することを強くお勧めする。 たとえば、「庭の芝生を別のこんな素晴らしいものに替えてはどうか」と言うので
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く