(パリ中央社)英誌エコノミストの調査部門「エコノミスト・インテリジェンス・ユニット」(EIU)が発表した2022年の民主主義指数報告で、台湾はアジアで最高の10位だった。前回から2つ順位を下げた。 世界167の国・地域が対象。「選挙手続きと多元主義」「政府の機能」「政治への参加」「政治文化」「市民の自由」の5つのカテゴリーから評価し、点数に応じて各国・地域を「完全な民主主義国」「欠陥のある民主主義国」「混合政治体制の国」「独裁政治体制の国」に分類した。同報告書は2006年から発表されている。 台湾の総合スコアは10点満点中8.99点。前回の得点を維持し、「完全な民主主義国」に分類された。カテゴリー別では「選挙手続きと多元主義」が満点の10点で、「政府の機能」は9.64点、「市民の自由」は9.41点といずれも高かったが、「政治への参加」は7.78点、「政治文化」は8.13点と総合点を押し下げ