映画『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』が史上まれに見る苦境に立たされている。10月4日に北米で公開された本作は、2度目の週末となった10月11日~13日の3日間で興行収入705万ドルを記録。初週末の興行収入3767万ドルと比較し、マイナス81.3%という大暴落となった。 この数字は、スーパーヒーロー映画の集客力が衰えていると評価された、2023年の『マーベルズ』(2週目マイナス78.1%)、『ザ・フラッシュ』(2週目マイナス72.5%)を下回るもの。事実として、コミック原作映画としては歴代ワーストの結果となってしまった。 北米興収は5161万ドル、海外興収は1億1370万ドルで、世界興収は1億6531万ドル。製作費は2億ドルと報じられており――もちろん、これを鵜呑みにするならばの話ではあるが――劇場公開での黒字化は絶望的だ。 『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』©︎ & TM DC ©︎ 202