図書館のデジタルプライバシー等を扱うEric Hellman氏のブログに、2016年5月23日付けで”97% of Research Library Searches Leak Privacy… and Other Disappointing Statistics.”と題した、北米研究図書館協会(ARL)加盟図書館の検索システムを調査した結果が掲載されています。 Hellman氏はARLのWebサイトに掲載されている、加盟館123館の図書館Webサイトにアクセスし、利用者のクリックデータがGoogleやAmazon等の外部サービスに送信されていたり、他者から閲覧できる状況にないかをチェックしました。その結果、以下のことがわかったとしています。 ・72%の図書館がGoogle Analyticsを導入しており、Googleにデータが送信されている ・80%の図書館が検索ツールの初期設定をセキ