ゲゲゲ忌2021」11月20日(土)~30日(火)開催決定!
外食の可能性を探求するライターのココロ社です。 「一人向けの食事」の無意識の縛りから自由になる ひとりで出かけたとき、おなかがすいたと思って入る店といえばどのような店だろう。結果として、ラーメン屋やカレー屋、定食屋が多くなっているはずだ。あんこう鍋の店に入る人は少ないだろう。無意識のうちに、「ひとり向けの食事」のみが視界に入るようになってしまうのである。 ラーメン屋でも定食屋でもおいしい店はたくさんあるので、それらの店に入って満足することはたしかなのだけれども、そこで選ばれなかった、まだ見ぬ新鮮でおいしいごはんにも思いを馳せてほしいとも思う。お出かけの前、少し早起きして、「今日はいままで食べたことのないごはんを食べる!」と決めて、店を調べていけば、人生が変わるような一皿に出会えるかもしれないのである。 ……などと前置きが長くなってしまったが、上記の心理的プロセスを経て、最近わたしが出会った
▼「往来本」とは 一般には「往来物」と呼ばれ平安後期から明治初期にかけて寺子屋等で用いられた教科書の総称です。往来とは最初、往復一対の手紙文をいくつも集めて編まれた形式に由来する名称でしたが、近世ではおよそ初等教科書として用いられるものをすべて往来物と呼ぶようになりました。※三次市立図書館では昭和37年の三次市重要文化財の登録に「往来本」とある為、今後も「往来本」と呼びます。 ▼三次市立図書館所蔵の往来本の特長 江戸時代以前の古往来を始め、稀覯本が数多い ※平安後期から室町時代にかけての往来を「古往来」と総称する。 関西以西の地域を対象とした稀覯本が多く、出版も関西の物が多い 関西以西の公共図書館において所蔵数が一番多い 往来物の全分野に及んでいる 教育史はもとより、文化史、経済史、風俗史、地方史など広範囲な分野における貴重な資料と言えます。 ▼三次市立図書館と「往来本」 三次市立図書館が
鎌倉の小町通りに、「奈可川」という小料理の店がある。小林秀雄先生行きつけの店のひとつで、私たちも何度も連れていってもらったが、この店で先生のいちばんの目当ては「菊千歳」という灘の酒だった。先生は、この「菊千歳」が飲みたい一心で「奈可川」を贔屓にしたといってもいいほどの惚れこみようだった。 その「菊千歳」を飲みながら、日本酒についてのあれこれもたびたび聞かせてもらった。何事であれ、すべて先生を模倣すると決めていた私は、酒の飲み方も可能なかぎり先生に倣おうとした。先生とはちがって勤め人であったから、午後はいっさい水分をとらないといったところまでは真似しきれなかったが、先生が、これはいいと言われる日本酒の味は、しっかり舌に覚えこまそうと気を張った。こうして「菊千歳」は、私が最もなじんだ酒になった。 そのうちすぐさま勢いがつき、「菊千歳」に鍛えてもらった自分の舌を試そうと、二十代から三十代、四十代
手早く食べられてお財布にもやさしい「立ち食いそば」。今回は、なかでも強烈に身体が欲し、訪れずにはいられない…そんな「無性に食べたくなる店」という基準で、立ち食いそばライター・平島憲一郎さんにオススメのお店を選んでもらいました。300店舗以上を訪れたライターが厳選した東京都内の珠玉の11店、ぜひみなさんも楽しんでみてください! 【立ち食いそばまとめ】これぞビジネスマンが求める味! ウマさがしみる「新橋の名店」ベスト4 その1 日本橋「よもだそば 日本橋店」独創的なメニューを追求し立ち食いファンの支持は絶大「よもだそば」は多彩なメニューで立ち食いそばファンに知られる人気店。昼のピーク時に行列ができるのはもちろん、それ以外の時間でも客足が絶えることがない。 ↑特大かき揚げそば(370円)。かき揚げには玉ねぎを1 個使用。その甘みがつゆに溶け出し、そばの味わいがアップする 同店の品揃えはとてもユニ
長い時間がかかる辞書編纂の道のりについては、映画化やアニメ化もされた三浦しをんの小説『舟を編む』で広く知られることとなった。日本の代表的な辞書のひとつ『広辞苑』は1955年の初版から数えて62年、まもなく第七版が発売される。評論家の呉智英氏が、辞書を読むことの成果について解説する。 * * * 新年の一月十二日、『広辞苑』の第七版が発売される。しかし、国民的国語辞典と言われる『広辞苑』も、発行部数が長期低落傾向にある。平成期に入ってからだけでも、第四版が220万部、第五版が百万部、第六版が50万部と、改版ごとに半減している。今回の第七版も30万部に達しないかもしれない。 確かに、若者たちが辞書を読まなくなった。『広辞苑』もどれだけの若者が読んでいるだろう、高齢世代である私だって、偉そうなことは言えない。まだ一回しか読んだことはない。まともな知識人なら、改版が出るたびに読みなおすはずだ。 私
Posted January. 05, 2018 09:32, Updated January. 05, 2018 10:04 韓国古代史の宝庫で国内で最も古い歴史書である「三国史記」が国宝に指定される。韓国先史考古学の先駆者であるパルン・孫寶基(ソン・ボギ)延世(ヨンセ)大学教授(1922〜2010)が生前所蔵していた三国遺事も国宝に昇格される。 文化財庁は、「三国史記2件と三国遺事1件を国宝に昇格予告する」と、4日明らかにした。三国史記が国宝に指定されるのは初めてだ。三国遺事はすでに2点が国宝に指定されている。 三国史記は、1145年に金富軾(キム・ブシク、1075〜1151)によって国家主導で編纂され、三国時代の歴史を扱った最古の正史に挙げられている。今回国宝に昇格された宝物第525号の三国史記は、1573年(宣祖6年)に慶州(キョンジュ)府で印刷されて、慶州玉山(オクサン)書院に送
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く