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2018年8月4日のブックマーク (2件)

  • 小零細出版社から見た、スリップレス問題に関するメモ|高島利行

    スリップレスの話題。小零細出版社側の、スリップ利用の目的、コスト・手間。 ※怒られるかもですが、あえて「ドライ」に書きました。 ※この話題の続き→「ISBNを入力して私製スリップを表示する「vslip version0.0 (パイロット版)」を作りました」 ■出版社がスリップを使う目的 1.注文票としての利用 →POS端末への置き換えが進み、スリップそのものを注文票とする利用は激減している(実感として)。 2.売上調査票としての利用 →POSの普及により、ほぼ使われていない。送付いただいた分も集計はしていない(たまにすることもある)。 3.刷りの区分用 →何らかの理由で以前の刷りの出荷を管理する必要が生じた際、スリップの色を変えたりボウズにチェックを付けたりして目印にすることがある(そうしないと、奥付の確認が必要になり、倉庫の手間がかなり増える)。 ※現状では弊社はこの目的でしかスリップを

    小零細出版社から見た、スリップレス問題に関するメモ|高島利行
    consigliere
    consigliere 2018/08/04
    版元から直接買った本や献本にはスリップが挟まったまま届くわけで従来見向きもせずに捨てていたのですが、取っておいたらコレクターズアイテムになっていたかも・・
  • 窓をあける - 中世文学漫歩

    『文学研究の窓をあける―物語・説話・軍記・和歌』(石井正己・錦仁編 笠間書院)が出ました。2016年12月の講演会と、翌1月のシンポジウムを中心ににしたものです。内容は第1部講演録、第2部海外から見る日文学、第3部緊急共同討議「文学研究に未来はあるか」の構成になっており、1部と3部は石井正己・小峰和明・松尾葦江・錦仁の4名が中心、2部は韓国の金容儀さんと李市埈さん、それに加えて米国在住のセリンジャー・ワイジャンティさんの論文が載っています。1部2部の論題はブログ2017年1月14日付の「お知らせ」に載せておきました。 3部では、「今、古典文学を研究すること、教育すること」についても話し合われています。主催会場が東京学芸大学という、国語教育の専門家育成の場でもありましたので、書の企画の最初から、そういう問題意識がありました。東北大地震や近年の文部政策にも話題が及び、文学は何をするのか

    窓をあける - 中世文学漫歩