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ブックマーク / www.shodo.co.jp (3)

  • 書を学ぶための書物(6)──石碑をめぐる本 - 書評 書道と文字の本を読む

    今回は比較的肩のこらないを紹介します。 書を学ぶための古典的な書は多く石碑に刻まれています。多くの人はその拓を手にして書を学んでいるはずですが、たとえば実際に西安の碑林でそうした古典的な碑と対面すると、ある意味では肉筆よりもその生々しさを感じることすらあります。西安碑林にしょっちゅう通うわけにもいきませんが、日にも比較的近い過去の名碑をじかに感じることのできる場所があります。たとえば東京の隅田川東岸の「墨堤」と呼ばれる地域。近くには東京スカイツリーが立ち、賑わっていますが、墨堤はそう人が多くありません。ところが近辺の寺社などには江戸末期から大正時代までの石碑が多く残されており、ガラスケース越しでなく、過去の名筆にじかに触れるには最適の場所なのです。そんな理屈は抜きにしても碑を見ながら散歩するのは楽しいものです。私にとっての無類の楽しみは墨堤で碑を見た帰りに、浅草で蕎麦屋でちょっと飲

  • 書の辞典・事典(2) - 書評 書道と文字の本を読む

    どんな分野でもそうだと思いますが、書道でも辞典・事典類を複数を使い分けて知識をいろいろな切り口から見ることが重要です。 ひとつの作品や人物にいろいろなアプローチの方法があるというだけでなく、編者の立場や時代ごとの研究の水準、学問の潮流といったさまざまな条件のなかで定義や評価は変わりうるからです。 今回は国ごとの書道史に関する辞典類について。 辞典類を使うときに、知識の正確さやどれだけ網羅的か、といった評価のほかに、読者にとってはその辞典の「語り口」が重要です。個人編集の辞典類は編著者の個性や歴史観・書道観を強く反映します。それによってその辞典に対する信頼感、使いやすさや親しみが変わってくるのは当然でしょう。中国書道辞典にも個人編集のものがいくつかあります。 ●中西慶爾編『中国書道辞典』(木耳社 1981)書道史家の中西慶爾氏が個人で編んだ中国書道史についての辞典です。小項目主義で50音順、

  • 壁書(1) - パランプセスト

    consigliere
    consigliere 2012/12/02
    杉村邦彦氏「壁書考」(『書苑彷徨 二』)読んだ記憶はあるけど、ちゃんとコピーしたかな・・・
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