国際交流基金モスクワ文化センターで、漫画に関する連続講義(ロシア人向け)をやっている、と聞いたので行ってみました。講師は漫画・日本文化を研究しているユーリア・マゲラ氏。日露の漫画の比較に関する本を書いたりされている方だそうです。 この連続講義は六回シリーズで、昨日行ったのはその五回目。最初の三回は歴史的な話(絵巻物(定番だったら鳥獣戯画とかかな?)、江戸時代の漫画、北斎など)、前回は「雑誌から単行本まで、日本とロシアにおける漫画・コミック出版の特徴」というタイトルで話したそうです。前回の講義で話された「ロシアの漫画事情」は聞いてみたかったですが、この連続講義のことを知ったのが遅くて間に合いませんでした。 今回のタイトルは「日本のコミックス制作の特徴とその分析」。会場である外国文学図書館への入構証をあらかじめ作っておく、など準備怠りなく、「さあ、ロシアの研究者の日本漫画分析のお手並み拝見!」