MIAUはこの度、デジタル・コンテンツ利用促進協議会の『会長・副会長試案』を受け、同協議会宛に以下の内容を意見として送付しましたことをお知らせいたします。 意見の概要 現行著作権法スキームの欠陥を埋めていこうとする試みには大いに賛同する。 原権利者の別段の意思表示に関するメルクマールについては、特別多数の賛成が望ましい。 コンテンツID管理については、オープン性を確保したデータベースの運用を図るべきである。 対象コンテンツの権利侵害に関する免責には賛同するが、善意無重過失の推定に関しては仔細な根拠を明示すべきである。 合理的な方法に基づいて算定された公正な価格をもって申込みを行った者に対する応諾義務はあるべきだが、不調に終わった場合の裁判所による価格決定条項等を盛り込むべきである。 フェア・ユース規定を盛り込む点は大いに賛成するが、その要件に関して検討がなされていない段階では判断が付きかね
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