ブックマーク / dankogai.livedoor.blog (12)

  • 文明と文化の交差点 - 書評 - 食べる人類誌 : 404 Blog Not Found

    2010年06月20日04:30 カテゴリ書評/画評/品評Culture 文明と文化の交差点 - 書評 - べる人類誌 早川書房三村様より献べる人類誌 Felipe Fernandez-Armesto / 小田切勝子 [原著:Near a Thousand Tables: A History of Food] これは、美味い! これほど知的満腹感が得られるのと同時に、知的欲を刺激する書物は滅多にない。自身を持ってお勧めできる。「完できなければ返金」レベル。 書「べる人類誌は、文明の基礎であると同時に文化の基である歴史を、文明文化双方にわたってあのミレニアムの著者がまとめたもの。今回の文庫化で半額以下買えるようになり、1/4以下のスペースで収納できるようになったことがよろこばしい。 目次 はじめに 第1章 調理の発明――第一の革命 第2章 べることの意味――儀式と魔

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  • 自家松戸菜園 - 書評 - Mad Science 炎と煙と轟音の科学実験54 : 404 Blog Not Found

    2010年05月20日19:30 カテゴリ書評/画評/品評SciTech 自家松戸菜園 - 書評 - Mad Science 炎と煙と轟音の科学実験54 オライリーより献御礼。 Mad Science 炎と煙と轟音の科学実験54 Theodore Gray / 高橋信夫 [原著:Theo Gray's Mad Science] Definitely too mad for your kitchen. これはやばい。台所でやるのはヤバすぎる。 しかしにしてみまえばご安心。少なくとも書を読むだけで火災になることはないだろう。書にあることを家でやりまくったあげく家裁のお世話になる人もいるかも知れないが。 書「Mad Science 炎と煙と轟音の科学実験54」は、表の顔は Mathematica の Wolfram Research の役員にしてその正体はマッドサイエンティストである著

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  • We are what we remember - and forget - 書評 - ほら、あの「アレ」は…なんだったっけ? : 404 Blog Not Found

    2010年04月20日19:30 カテゴリ書評/画評/品評SciTech We are what we remember - and forget - 書評 - ほら、あの「アレ」は…なんだったっけ? 出版社より献御礼。 ほら、あの「アレ」は・・・なんだっけ? Martha Lear / 藤井留美訳 [原著:Where Did I Leave My Glasses?] タイトル、秀逸すぎ!原著の"Where Did I Leave My Glasses?"よりさらにイイ! あと、設問と回答が「ゆるい」のもいい。この手のをもしプロのサイエンスライターが書いたらもっと「かっちり」したになったはずであるが、そういう「かっちり」さは「アレをアレする」のに役立たないことはなはだしい。 一読を、というより棚においておくことをむしろ一押ししたい。極論してしまえば積読だって構わない。もっとも

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  • 全小中学校に常備すべし - 書評 - ニセ科学を10倍楽しむ本 : 404 Blog Not Found

    2010年03月10日02:30 カテゴリ書評/画評/品評SciTech 全小中学校に常備すべし - 書評 - ニセ科学を10倍楽しむ Amazonにて購入。 ニセ科学を10倍楽しむ弘 これ、著者の仕事の中で、最も社会貢献度が高い作品ではないか。「アイの物語」が著者のフィクションベストとすれば、作はノンフィクションのベスト。そして今まで読んだニセ科学対策の中のベストでもある。 そう。対策。なくならない以上は対策するしかないのだ。 書「ニセ科学を10倍楽しむ」は、巷にあふれるニセ科学をどう見抜き、そしてニセ科学信者たちとどうつきあうかを小学生高学年にもわかるよう解説した一冊。 第1章 水は字が読める? 第2章 ゲームをやりすぎると「ゲーム脳」になる? 第3章 有害品、買ってはいけない? 第4章 血液型で性格がわかる? 第5章 動物や雲が地震を予知する? 第6章 2012年

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  • 無機質な夜の女王 - #書評_ - 月のかぐや : 404 Blog Not Found

    2009年11月05日22:00 カテゴリ書評/画評/品評SciTech 無機質な夜の女王 - #書評_ - 月のかぐや 新潮社足立様より献御礼。 月のかぐや JAXA編 JAXA(宇宙航空研究開発機構)『月のかぐや』|新潮社2009年6月に使命を果たした月周回衛星「かぐや」。最新の科学データを基に、未公開オリジナル画像をふんだんに使った月の写真集が完成。ナスカの地上絵を凌駕する「月面絵」や迫力ある南極点、月のマリアナ海溝など「月の名勝地」をムーントラベル! プロジェクト秘話や科学的発見も満載の一冊。 あまりにクサい台詞だが、空気のない月世界ではにおわないはずなので言う。 かぐやは生き続ける。 Webの中に。Google Earthの中に。我々の心の中に。 そして、書の中に。 書「月のかぐや」は、今年6月11日に全てのミッションを達成して月に還った月周回衛星「かぐや(SELENE)」

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  • ペア書評 - 人とロボットの秘密 + 超接写・ロボットの「機構」 : 404 Blog Not Found

    2008年07月03日04:00 カテゴリ書評/画評/品評Psychoengineering ペア書評 - 人とロボットの秘密 + 超接写・ロボットの「機構」 まずはこちらから。MouRaの黒田様より献御礼。 人とロボットの秘密 堀田純司 読了して、はっと理解した。 なぜ、日はロボット、いやアンドロイド研究開発においてこれほど世界を先行しているのかが。 書「人とロボットの秘密」は、フリーランスライターである著者が、まさにフリーにフィクションのロボットとノンフィクションのロボットを行き来しながら、ロボットを通して人とは何かを考察する一冊。これぞフリーランスライターの面目躍如。専門家では、これほど自由に思考の羽を伸ばすのは難しい。たとえ羽があっても伸ばしていては専門がおろそかになってしまうのだから。 目次 - ロボットの王国|人とロボットの秘密より 序 自分と同じものをつくりたい業 第1

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  • これまた美味しい科学 - 書評 - まりか先生の実験キッチン : 404 Blog Not Found

    2008年06月19日03:30 カテゴリ翻訳/紹介SciTech これまた美味しい科学 - 書評 - まりか先生の実験キッチン カソウケン(家庭科学総合研究所)のまりか先生より献御礼。 まりか先生のおいしい実験キッチン 内田麻理香監修 2008-06-10 - KASOKEN satellite6月13日に新刊が出ます。今回は著者ではなく、監修です。 「小学生のキッチンでおやつマジック」を書評した舌の根もかわかぬうちに、というよりどうもまりか先生は、これを見て富野節でてんてこまいだったにも関わらず動いてくれたみたいで、当にありがとうございます。 ありがたいことに、主題は重なっていても料理がかぶっていないおかげで、「小学生のキッチンでおやつマジック」とは競合というより協調の関係にあります。おすすめ。送料節約なら、この二冊の組み合わせもよさそうです。 書「まりか先生のおいしい実験キッチ

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  • 美味しい科学 - 書評 - 小学生のキッチンでおやつマジック : 404 Blog Not Found

    2008年06月17日00:00 カテゴリ書評/画評/品評SciTech 美味しい科学 - 書評 - 小学生のキッチンでおやつマジック 学研の「[123456]年の科学」を担当して20年、現在は「[345]年の科学」の編集長であられる川原様ならびに同社宣伝部の近藤様より献御礼。 小学生のキッチンでおやつマジック 村上祥子 初出2008.06.16; 販売開始まで更新 私だけではなく、私の家族全員に目を通してもらったのだが、全員一致でこの夏のイチオシに決定! 書「小学生のキッチンでおやつマジック」は、「台所の科学」であり、「べられる科学」であり、そして「美味しい科学」である。 目次 - ショップ.学研 小学生のキッチンでおやつマジックにない代わりに編集者よりMailにて ■さとうのおやつマジック さとうに,たまごの黄身をたらすと,1時間後どうなる? キーウィにさとうをかけると,どうなる

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  • 科究者と科教者 - 書評 - はじめよう!科学技術コミュニケーション : 404 Blog Not Found

    2008年02月06日04:15 カテゴリ書評/画評/品評SciTech 科究者と科教者 - 書評 - はじめよう!科学技術コミュニケーション ナカニシヤ出版編集部米谷様より献御礼。と同時に書評が遅れたことをお詫び。 はじめよう!科学技術コミュニケーション 北海道大学科学技術コミュニケーター養成ユニット 家族を連れて行く場所として、ディズニーランドよりも葛西臨海水族園と日科学未来館がお気に入り(といっても、私が出不精の超夜型ということもあって、最近では私をおいてけぼりにして行くことも多いのだけど)の私には堪えられない一冊だった。 書、「はじめよう!科学技術コミュニケーション」は、CoSTEPこと北海道大学科学技術コミュニケーター養成ユニットが、その活動を一冊のにまとめたもの。科学のというよりコミュニケーションのである。数式も化学式も、式と名のつくものは一切出てこないので、「式」

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  • 404 Blog Not Found:書評 - オックスフォード・サイエンス・ガイド

    2007年05月01日00:00 カテゴリ書評/画評/品評SciTech 書評 - オックスフォード・サイエンス・ガイド 初掲載2007.03.05; Amazon販売開始につき再掲載 これはすごい。 オックスフォード・サイエンス・ガイド Nigel Calder / 屋代通子 訳 [原著:Magic Universe - the Oxford Guide to Modern Science] [築地書館のページ] 重さも、厚さも、値段も--そして面白さも。 書「オックスフォード・サイエンス・ガイド」は、英国屈指のサイエンスライターであるNigel Calderの大エッセイ集の全訳。主人公は建前では現代科学なのだが、当は現代科学者たちである。 書がドシャメシャのは、その網羅度。これが単著というのが信じられない凄まじさである。以下の目次を見れば、それがわかる。あまりに分量があるのでsi

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  • 404 Blog Not Found:2008年のお年玉で買うべき本10冊

    2008年01月01日04:30 カテゴリ書評/画評/品評 2008年のお年玉で買うべき10冊 あけまして、おめでとうございます。 お正月といえば、お年玉。 貰う立場の人も、あげる立場の人も、そのお年玉で何を買ったらいいのかというのをずうずうしくも提案するという企画のEntryです。 ここでは、一度買ったら一生ものとして読めるを慎重に選んでいます。ですから、「404 Blog Not Found:2008年の仕事始めまでに読んでおきたいビジネス書x10」のように、読む順番にこだわる必要はありません。何なら積読だって構いません。ただし、一度手に入れたら、引っ越しても手放さないでくださいね。何度も何度も読み返すことに、意味があるなのですから。 あと、「お年玉」ということで、値段にもある程度気を遣いました。一口に「一冊」といっても「書評 - オックスフォード・サイエンス・ガイド」だったら一

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  • 書評 - SF入門用ベストテン : 404 Blog Not Found

    2007年03月28日04:30 カテゴリ書評/画評/品評 書評 - SF入門用ベストテン こういうの、blogで解答できるようにしておいて欲しいよね。TBそのものは受け付けるのだけど、回答欄に反映されないとねえ。はてなアイデアには要望出しといたけど。 人力検索はてな - 【SF小説SFの世界に飛び込もうとしている私に入門用べストテン (別に10でなくてもいいです)を教えてください。 名作というよりは、古典・定番・有名とか元ネタにな.. SFの世界に飛び込もうとしている私に入門用べストテン(別に10でなくてもいいです)を教えてください。Matzにっき(2007-03-14)最近はすっかりを読まなくなったけど(マンガは見てるか)、 SFってのはエンジニアの基礎体力として重要だと思うな。 これに禿同なので。 そもそも、SFというと10冊というのはあまりに少ないというのが正直な感想。単一の

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