「生きた化石」と呼ばれる魚、シーラカンスが群れをなしている様子をNHKの取材班が撮影し、繁殖につながる可能性のある行動を捉えることに成功しました。シーラカンスの繁殖行動はこれまで謎に包まれていて、専門家は生態に迫る貴重な映像だとしています。 シーラカンスは、およそ4億年前の魚の化石とほとんど変わらない姿をしていることから「生きた化石」と呼ばれ、いまもアフリカとインドネシアの近海で生息していることが確認されていますが、主に水深100メートルより深い海に生息し、個体数も少ないため、詳しい生態はほとんどわかっていません。 NHKの取材班は去年8月、インドネシアのスラウェシ島の沖合で、国内外の研究者による調査チームとともに潜水艇に乗り込み、高精細な8Kカメラで撮影を行いました。 調査では、水深およそ160メートル付近で1匹のシーラカンスを見つけ、3台の潜水艇でかわるがわる観察し続ける「72時間連続
【読売新聞】 【ベルリン=工藤彩香】第75回ベルリン国際映画祭の授賞式が22日に行われ、短編コンペ部門で水尻自子監督のアニメーション「普通の生活 Ordinary Life」が審査員大賞(銀熊賞)を受賞した。同賞は最高賞の金熊賞に次
大学向けの語学教材などで知られる中堅の朝日出版社(東京)が、英会話教室大手のNOVAホールディングス(HD、東京)に買収されたことがわかった。 朝日出版社は創業者の死後、株式を相続した遺族がM&A(…
2025年1月27日にニューメキシコ工科大学のマグダレナリッジ2.4m望遠鏡で観測された「小惑星2024 YR4」。米航空宇宙局(NASA)提供(2025年1月31日提供)。(c)AFP PHOTO / NASA/MAGDALENA RIDGE 2.4M TELESCOPE/NEW MEXICO INSTITUTE OF TECHNOLOGY/RYAN 【2月19日 AFP】米航空宇宙局(NASA)が18日に公表したデータによると、一つの都市全体に甚大な被害をもたらし得る「シティー・キラー」に分類される小惑星「2024 YR4」が、2032年に地球に衝突する確率が3.2%となり、現在の予測において最も脅威的な宇宙の岩石となった。 地球への衝突確率は高まっているものの、専門家らは過度な警戒は不要としている。世界の天文学界は状況を注意深く観察しており、ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡でも来月「2
ことしの春闘は来月(3月)の集中回答日に向けて、賃上げに向けた交渉が本格化しています。 注目されているひとつが中高年層の賃上げですが、賃金の伸びを比較すると若年層に比べて低くなっていて、専門家は「就職氷河期世代を含む中高年層は非正規で働いた期間が長い人もいて、今後も賃金が上がらなければ、将来、生活に困窮するリスクもある」と指摘しています。 (社会部記者 後藤駿介 / 中谷圭佑) 厚生労働省の賃金構造基本統計調査によりますと、去年(2024年)の速報値で、一般労働者の所定内給与の平均額は月額33万200円で、コロナ禍前の2019年と比べて2万4200円、率にして7.9%増加しました。 どのくらい増えたかを年代別で見ると、▽19歳以下が11.0%、▽20歳から24歳が10.0%、▽25歳から29歳が9.6%、▽30歳から34歳が8.8%、▽35歳から39歳が7.9%、▽40歳から44歳が7.0
【国立科学博物館】皇居外苑北の丸地区から希少藻類カワモズクの新種を発見!–東京都心にすむ淡水産紅藻キタノマルカワモズク– 独立行政法人国立科学博物館(館長:篠田謙一)の北山太樹研究主幹(植物研究部)と鹿児島大学の鈴木雅大助教(大学院連合農学研究科)は、同館が実施する総合研究「過去150年の都市環境における生物相変遷に関する研究—皇居を中心とした都心での収集標本の解析」の一環となる調査で、皇居外苑北の丸地区(東京都千代田区北の丸公園)から淡水産紅藻カワモズク科の1種を採取し、形態観察と遺伝子解析から新種であることを明らかにしました。本種は、旧江戸城北の丸の跡地であった公園内でみつかったことから「Sheathia yedoensis(和名:キタノマルカワモズク)」として記載・命名されました。 この研究成果は、2024年11月22日付けで国立科学博物館研究報告第50巻4号に掲載されました。 ▼研
最近発見された新種の深海魚が、スタジオジブリの名作アニメ映画「もののけ姫」の戦姫サンにちなんで命名された。その理由は、この魚の特徴的な顔の模様にある。
博物館を訪れると、絶滅した恐竜や哺乳類、魚類など大昔の生き物の化石を間近で見られる。これらの化石標本に「複製」や「レプリカ」といった説明が付いているのに気付いたことはないだろうか。そう、展示されているのは必ずしも実物の化石とは限らない。腕利きの職人が本物と見分けがつかないほど精巧に作ったレプリカ(複製品)だ。中には、50年以上の歳月をレプリカ作りに注いできた〝レジェンド職人〟がいる。その職人が今年3月、引退した。 円尾博美さん(90)。本業は彫刻家で、主に国立科学博物館の研究者から依頼を受けて標本のレプリカを作ってきた。訪れた人の視線を釘付けにする迫力のある首長竜「フタバスズキリュウ」の全身骨格をはじめ、東京・上野にある同博物館の日本館で展示するレプリカの大半の製作に関わったという。博物館の展示と古生物研究を長きにわたって支えてきた円尾さんの足跡と功績を取材した。(共同通信=岩村賢人)
第43回「海とさかな」自由研究・作品コンクール(朝日新聞社、朝日学生新聞社主催、ニッスイ協賛)の研究部門で、北海道名寄市立名寄小5年の先川柚乃(ゆの)さん(10)の「耳石(じせき)の研究」が最優秀賞…
国立国会図書館は、従来から実施してきた紙の複写物を郵送する「遠隔複写(郵送受取)」に加えて、PDFファイルで複写物を提供する「遠隔複写(PDFダウンロード)」のサービスを令和7年2月20日から開始します。 令和3年の著作権法改正により、図書館等では利用者の調査研究のため、著作物の一部分を利用者の求めに応じてインターネット等により送信すること(図書館等公衆送信サービス)が可能となりました。この法改正を受け、権利者、出版社、図書館等の関係者による「図書館等公衆送信サービスに関する関係者協議会」が設置され、図書館等公衆送信サービスを実施するために必要な事項について協議が行われてきました。 本サービスは、同協議会における合意を踏まえ、新たな遠隔複写サービスとして、国立国会図書館サーチを通じてPDFファイルで複写物を提供するものです。 サービス概要 国立国会図書館の所蔵資料について、利用者が来館せず
第一生命経済研究所の首席エコノミスト、熊野英生さんが厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」をもとに19~24年の直近5年間の増減率を年代別に比べたところ、最も高いのは「20~24歳」で10・3%増、次いで「25~29歳」の9・5%増だった。 30代をみると「30~34歳」の5・8%増、「35~39歳」の4・8%増と次第に増加率が縮小していく。 続いて「40~44歳」は0・1%増、「45~49歳」は2・1%増と微増にとどまり、「50~54歳」に至っては3・0%減と減少していた。 「55~59歳」は4・9%増で一見すると給与が増えたかに思える。熊野さんは「企業が昇進・昇格するタイミングを前の世代より遅らせたことで、その分賃金上昇も遅くなっただけ。金額的には減少している」と説明する。 「最も割を食っている」と、熊野さんが指摘するのが40~54歳だ。所定内給与の増加率が少ない要因の一つとして「就職氷
以下、プレスリリースの全文を掲載しています LEGENDARYとバンダイナムコフィルムワークスが共同投資契約を締結! 『機動戦士ガンダム』シリーズ初のハリウッド実写映画化ガンダムシリーズの海外展開拡大の拠点としてBandai Namco Filmworks America, LLCを設立 バンダイナムコグループの株式会社バンダイナムコフィルムワークス(本社:東京都杉並区、代表取締役社長:浅沼 誠)は、LEGENDARY(本社:米国、カリフォルニア州)と『機動戦士ガンダム』シリーズのハリウッド実写映画版『GUNDAM(仮称)』(以下、『GUNDAM』)について、2025年1月に共同投資契約を締結いたしました。 1979年に放送を開始した『機動戦士ガンダム』は、ロボットを「モビルスーツ」という「兵器」として扱ったリアルな戦争描写や緻密な科学考証、複雑に織り成す深い人間ドラマで、それまでのロボッ
アニメ「攻殻機動隊」の展覧会が、2026年に東京で開催される。 「攻殻機動隊」全シリーズが集結する展覧会原作となった士郎正宗が手掛ける漫画「攻殻機動隊」は、1989年から連載が始まったSF作品。サイボーグの草薙素子を主人公に、彼女が率いる攻性部隊が凶悪犯罪に立ち向かう姿を描いた物語だ。 1995年には、「攻殻機動隊」初となる、押井守が監督を務めたアニメーション映画『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』が公開された。このほか、映画『イノセンス』『攻殻機動隊 SAC_2045 持続可能戦争』『攻殻機動隊 SAC_2045 最後の人間』に加え、テレビシリーズも放送。2026年には、『きみの色』などを手掛けるサイエンスSARUが担当する、テレビアニメが放送予定となっている。 原作漫画や『イノセンス』など過去作品も今回、そんな「攻殻機動隊」の全シリーズを網羅した、初の大規模展覧会を
スマートフォンなどの位置情報の精度を高める日本版GPS衛星「みちびき」が、2日午後、鹿児島県の種子島宇宙センターからH3ロケット5号機で打ち上げられ、予定の軌道に投入されて打ち上げは成功しました。 日本版GPS衛星「みちびき」を載せたH3ロケット5号機はメインエンジンなどに点火され、2日午後5時半、ごう音とともに種子島宇宙センターの発射台を離れました。補助ロケットやロケットの1段目などを切り離しながら上昇を続け、およそ29分後に衛星を予定の軌道に投入して打ち上げは成功しました。 ロケットに搭載された「みちびき」は、GPSのような位置を特定する機能を持つ人工衛星で、現在は日本付近の上空で4機体制で運用されていて、スマートフォンなどの位置情報の精度を高めるために使われているほか、電波が通じない場所での緊急地震速報の配信などにも役立てられています。 政府は今回の衛星を含む3機を新たに打ち上げ、現
2025年2月1日 5時0分 リンクをコピーする by ライブドアニュース編集部 ざっくり言うと 「日本一危険な」とも呼ばれるノースサファリサッポロ 運営会社に対し、札幌市が事実上の閉園命令を出す方針を固めた 同社が「市街化調整区域」にを無許可で開設したとしている 宅地や商業施設の開発が制限される「市街化調整区域」にを無許可で開設したとして、札幌市南区の「ノースサファリサッポロ」の運営会社に対し、市が都市計画法に基づく施設の除却命令を出す方針を固めた。 飼育施設や事務所など全ての建物が対象で、市によると、への除却命令は全国初とみられ、事実上の閉園命令となる。 園は市中心部から南西約20キロの山間部に位置し、2005年7月にオープン。ライオンやトラ、ツキノワグマなど150種ほどの動物を飼育・展示し、宿泊施設もある。来園者が気軽に動物と触れ合えるとして人気を集め、おりの中でトラに餌やりをする企
埼玉県八潮市の道路陥没事故。道路が陥没し、トラックが落下する瞬間を捉えた映像をJNNが入手しました。 【写真で見る】道路陥没 その後、トラックが落下 瞬間の映像 この映像は、今月28日、埼玉県八潮市の交差点で、道路が陥没する瞬間を捉えたドライブレコーダーの映像です。交差点を車が通過した次の瞬間、交差点の中央部分が崩れ落ち、さらに、交差点を左折したトラックが道路に空いた穴にそのまま突っ込み落下しました。突然、道路が陥没したため、トラックは止まることもできないまま落下していった様子が映像からうかがえます。 陥没の瞬間を目撃した人は…。 「振動があって追突されたと思った。後ろ見て違うなと思って、前見た瞬間に落ちてる状態。一瞬ですね 『トン』って。信号待ちだった。危ないと思ったんで、穴にさえ近づかなかった。その場で一応通報したんですよ、『地面陥没してトラック落ちました』と」 目撃した男性によると、
信州の「リケジョ」たちの快挙です。飯山高校(長野県飯山市)の女子生徒3人の「二酸化炭素を吸収する小さなボール」に関する研究が、台湾で開かれた高校生対象の科学の世界大会で、生化学部門の1位に輝きました。生徒たちは「環境問題の解決に貢献できたら」などとしています。 台湾で開かれた科学研究の世界大会「台湾国際科学フェア」(1月19~25日)。世界30の国や地域から高校生が参加し、化学、数学、天文学など13の部門で自分たちの研究成果を発表しました。 「生化学部門」で1位に輝いたのは… 「フロムジャパン、オオツカユア、タカトウヒナカ、フジサワヨシミ」 飯山高校自然科学部の2年生の女子生徒3人(大塚結愛さん、高藤陽菜果さん、藤沢佳美さん)です。 地球温暖化対策につながる「研究」が高く評価されました。
研究チームは、22人の参加者を対象に実験を行い、ロボットの首部を低剛性設定(首の硬さが最小)、高剛性設定(首の硬さが最大)、可変剛性設定(首の硬さが動的に変化)の3種類の条件下で、それぞれ40秒間のbunting動作を実施した。 実験では、質問紙を用いて参加者の気分を測定した結果、ロボットとの相互作用後に参加者の緊張度合が有意に減少することを確認できた。減少の度合は可変剛性設定が最大であったが、条件間での有意差は認められなかった。 参加者からの自由記述では「剛性が変わると本物のように感じられ、最もリラックスできるように思えた」「強弱の違いが感じとれて、より生命感があり自然に思えた」といった、可変剛性設定の有効性を支持するコメントが寄せられた。これらの結果は、ロボットの剛性変化が人との自然な相互作用に重要な役割を果たすことを示唆している。 Source and Image Credits:
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