音楽業界の情報筋によると、Appleの「iTunes」で提供を計画しているクラウド型音楽サービスにおいて、Warner Music Groupの楽曲を提供することで両社が合意に達したという。 クラウドをめぐる競争において、Appleは動きを加速させているようだ。All Things Digitalは米国時間4月21日、Appleが4大レコード会社のうち2社と契約を済ませていると報じるとともに、同社でインターネットサービス担当バイスプレジデントを務めるEddy Cue氏が、まだ契約に至っていない残りのレーベル2社との最終的な合意をまとめるため、22日にニューヨークに赴くと伝えた。 Warner MusicがすでにAppleとライセンス契約を済ませていたレコード会社2社のうちの1社なのか、それとも22日に契約を交わしたのかは不明だ。Warner Musicの広報担当者はコメントを拒否した。現時
若い世代は、CDを購入するより、アップルのアイチューンズ・ストア(iTunes Store)から音楽をコンピューターにダウンロードして、アイポッドやMP3プレイヤーで聞いている人が多い。 また、デジタル世代は、無料ダウンロード世代でもある。ネットに接続して、無料ファイル交換サイトで検索したり、友人からファイルをコピーしてもらったりして、違法コピーが当たり前のように行われている。 フランスでは、18~24歳の若者は57%が違法コピーをしたことがあるとの統計もある。 音楽業界がデジタル時代に懸念しているのは、著作権をどのように保護するかということだ。無料ダウンロードが蔓延している中で、どのように消費者にお金を払ってもらうかが、大きな課題である。 フランス政府は、違法ダウンロードを減らそうと検閲を始めた。 違法ダウンロードは3年の懲役刑に 抜き打ち的な検査を実施、違法ダウンロードをしているのを見
日本レコード協会は2011年4月5日、「日本のレコード産業2011」を発表した(【発表リリース】)。同協会調査による2010年のレコード・音楽産業の概要を網羅した資料であり、音楽業界の動向を多方面から確認できる、貴重な資料といえる。今回はこの資料のデータの中から、デビュー歌手数の推移の確認と過去の同義記事の更新を行うことにする。 「初音ミク」のようないわゆる『ボーカロイド』(ヤマハが開発した音声合成による歌声生成システム)なら話は別だが、音楽業界・市場にはコンテンツ(曲)を歌う歌手が欠かせない。一方、歌手一人一人が永遠に生き続け、次々と新曲を出し続けるのは無理な話。毎年多くの歌手予備群がさまざまな困難に立ち向かいながらプロデビューを目指し、音楽マーケットは常に新陳代謝が起きている。多くは何とかデビューを果たしてもなかなかメジャーにはなれず、いつの間にか引退したり、あるいは地方巡業などで、さ
[読了時間:2分] 「ゆーすけべー」こと株式会社ワディットの和田裕介さんがやってくれました。簡単操作で好きな楽曲を検索してプレイリストに追加していくだけで自分の好きな曲ばかり流れる無料の音楽サービス「君のラジオ」。2月に実験的に公開した際にも大反響を呼んだが、今回はそのデザインを大幅改良し、ソーシャル対応を果たした。友達と音楽を通じてコミュニケーションできるほか、友達を通じて新しい楽曲を知ることができるようになった。 ちょっと使ってみたけれど、非常に便利。小学生の息子に教えると、パソコンの前から離れなくなった。 特に仕組みを解説することもないほど使い勝手が優れているんだけれど、あえて解説すれば、サイトの右上にある「アーティスト検索」の検索窓に好きなアーティストの名前を入れると、YouTube上にあるそのアーティストの動画のサムネイル一覧が表示される。アーティスト名というくくりの中での検索だ
Amazonは米国時間3月28日夜、デジタル音楽ロッカーサービスの提供を発表した。同サービスを利用することでユーザーは、所有する楽曲をウェブ上に保存できるようになるとともに、コンピュータに搭載したウェブブラウザやAndroidデバイスから再生できるようになる。 「Amazon Cloud Drive」と名付けられたこのサービスは、デジタル音楽ファイルをAmazonのサーバにアップロードし、PC、Mac、Androidデバイスで再生することを可能にする。 ファイルは、AACまたはMP3形式でアップロード可能だが、ビットレートはオリジナルのものと同じになる。利用開始時には5Gバイトのストレージが自動的に与えられるが、Amazon MP3でアルバムを1枚購入すると20Gバイトまでアップグレードされる。追加のストレージ容量は、20Gバイトあたり年額20ドルから購入できるプランが用意される。 「Cl
Twitter ポストロック・エレクトロニカ・音響系 (@postrock_bot) / ジャズ名盤bot (@jazzmeiban) YouTubeには世界中のあらゆるジャンルの音楽がアップロードされています。昔は著作権所有者に無許可でアップロードされたものであれば削除されることが多かったのですが、著作権管理団体との包括契約やコンテンツIDシステムによって著作権保有者がそれらからも収益を得ることが可能となったため、最近は削除されないケースが増えてきています。また、アーティストやレーベルも宣伝のために公式のチャンネルでPVを公開するようになってきています。おかげで、一昔前とは比べものにならないほど容易に気になる音楽をチェックすることができるようになりました。しかし一方で、好きなアーティストの作品であってもYouTubeで聴くだけで満足してしまっている人や、無料で聴けるからわざわざ金を払って
前回のWe7編(記事はこちら)に引き続き、Spotify編にまいります。Spotifyの日本でも知名度は、ここ1年で一気に上がったと感じますが、ヨーロッパ在住者以外でSpotify FreeもしくはSpotify Open(共に無料版)を使ったことのある人はそうそういないと思います。今は“定額で聞き放題、アプリも使えるならお金を出すのもいとわない”という考えが徐々に広がってきていると思いますが、Spotifyが広がったそもそもの要因は、やはり“無料で聞き放題”だったからというのは紛れもない事実だと思います。無料版サービス内容もオープンになった当初から大分変わっていますが、現在の無料版サービスを先月のイギリス旅行中に試してきたので、簡潔に説明してみます: ■Spotify(スポティファイ) (wiki) URL: http://www.spotify.com/ 設立: 2008年にスウェーデ
Appleが発表した「App Store」の新しいサブスクリプション(定期購読)サービスについては、批判の声があふれている一方で、大手メディア企業の幹部には、まだどう考えるべきか迷っている人もいる。 アプリケーションのパブリッシャーがiTunes App Store経由で定期購読の販売を初めてできるようにするというAppleの計画は、正しい方向への一歩だという声がある。同時に、アプリ販売に関するAppleの新しい要求事項の多くを、同社がオンラインメディアへの支配力を強めるための新たな手段だと見る人々もいる。このような要求事項には、パブリッシャーはApp Storeでの定期購読料が最低価格になるようにしなければならないといった規約などがある。 Steve Jobs氏はRolling Stonesのインタビューで、音楽業界のリーダーたちを「テクノロジを知らない人々」と呼んでいた。雑誌や新聞のパ
メーンストリームの音楽市場が縮小を続ける中、存在感を強めているのが“ネット発”の音楽だ。特に音声合成ソフト「VOCALOID」を使った、いわゆる「ボカロ曲」に人気が集中している。クリプトン・フューチャー・メディアが「初音ミク」を発売した2007年8月末以降、ニコニコ動画のような動画サイトで人気に火が付き、中高生からコアなマニア層まで、いまだその人気は衰えを見せていない。 コミックマーケットのような同人誌即売会やボーカロイド専門のイベント「THE VOC@LOiD M@STER」などでは、こうしたボカロ曲のCDが飛ぶように売れている。CDの体裁はカラーコピーのジャケットにCD-Rという手作り感満載のものから、奇麗に印刷しプレスした商業盤のようなものまで様々。クリエーター側も若いアマチュアから、プロの音楽シーンを経験したミュージシャンまで、多様な背景を持つ。 一般流通に乗ったボカロ曲のCDがオ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く