ホットプラグとは直接関係ないですが重要なので取り上げます。伝統的なUNIX(Linuxを含める)では、デバイスドライバとのインターフェースであるデバイスファイルを/devディレクトリの中にあらかじめ静的に作成していました。「mknod」コマンドで手動でデバイスファイルを作成した経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか? この方式の問題点は、デバイスドライバが正常に動作しているのにもかかわらず、デバイスファイルがない、もしくはメジャー番号が間違っているためにデバイスドライバを使うことができない場合があることです。 デバイスドライバが使っているメジャー番号とデバイスファイルのメジャー番号を合わせるのは大変ですので、組み込みシステム以外では、ほぼ使われていません。