都市部を中心に利用が広がっている電動キックボードに関して、警察庁が今年7月1日から適用すると公表した新ルールに対し、SNS上で異論の声が渦巻いているようだ。 報道によれば新ルールでは、最高時速20キロで歩道通行時は最高6キロに切り替えてランプを点滅させるなどの基準に適合すれば、運転免許は不要でヘルメットは任意となるとのこと。ただし、16歳未満は運転できず、交通違反をすれば刑事処分や交通反則通告制度(青切符)の対象に。また、信号無視や酒気帯び運転など一定の違反を3年以内に2回以上繰り返した運転者は、講習が義務付けられるという。 電動キックボードは現在、原動機付き自転車に分類され、免許やヘルメットが必要だが、特例措置が認められたシェアリング事業者を利用する場合はヘルメットが任意となっている。しかし7月以降は特例が廃止され、新ルールに一本化されるとのことだ。 フランスなど欧米では規制強化の動きも