松島みどり法相が自身の選挙区内で似顔絵入りのうちわを配った問題で、民主党の階猛副幹事長は17日、公職選挙法違反(寄付の禁止)容疑で告発状を東京地検に出した。「松島氏は長期間、多数の有権者に有価物であるうちわを配布した。極めて悪質な寄付」としている。
印刷 カブトムシを見たり触ったりして遊ぶ子どもたち=29日午前10時38分、福岡市東区、恒成利幸撮影 カブトムシとクワガタを放し飼いにした「カブトムシハウス2011」が、福岡市東区の海の中道海浜公園にオープンし、夏休みを迎えた小中学生たちでにぎわっている。風通しのよい防鳥ネットに覆われたハウスには約500匹が放され、子どもたちは観察したり触ったりして楽しんでいた。8月15日までは、カブトムシのオスとメスのペアをケース付きで500円で購入できる。公開は、8月31日まで。 関連リンク〈MY TOWN福岡・北九州〉甘木鉄道、夏休み限定のカブト号運行(7/29)〈MY TOWN山口〉カブト・クワ 体感小屋/豊浦(7/25)カブト500匹の森いかが 奈良・下市、7月2日開園(6/30)縄文のクワガタ、奈良の遺跡から発見 ほぼ完全な形(5/24)福岡県のニュースはMY TOWN福岡北九州でも
印刷 関連トピックス東京電力原子力発電所 高木義明文部科学相が、高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)の開発中止を含めて検討する考えを示した問題で、高木氏は15日夕、記者会見を開き、「びっくりしている。中止とは一言も言っていない」と火消しに努めた。 高木氏は同日午前の会見で、もんじゅについて、東京電力福島第一原発の事故を踏まえ「エネルギー政策の見直しの中で方向性を出すことになる」と述べた。記者団に「中止を含めた方向性か」と問われ、「そりゃそうですよ」と認めた。 高木氏は2回目の会見で「もんじゅは、これからのエネルギー政策の全体的な中で議論されること。それについて予断を持つものではない」などと繰り返し、中止については肯定も否定もしなかった。 関連リンク「もんじゅ」中止検討を示唆 高木文科相が発言(7/15)もんじゅ炉内に10カ月 落下の装置公開(7/13)別の非常用発電機でも強度不
印刷 消費者庁のシンボルマークワールドキャットのシンボルマーク 消費者庁が4月に採用した本庁のシンボルマークが、世界各国の図書館などが参加する書誌データベース「ワールドキャット」のマークと酷似していることがわかった。日本でも7年前に商標登録されている。消費者庁はマークを修正する方針だ。 消費者庁は昨年11月にマークを公募し、109作の中から首都圏のグラフィックデザイナーの作品を選んだ。安心や安全などをイメージした5色の曲線が風車の羽根のように配置され、ホームページでは消費者庁以外の人は「原則として使用できない」と書かれている。 ところが最近、そっくりのマークが、170以上の国・地域の図書館や博物館が所蔵する書物のデータベースのマークとして、すでに使われていたことが判明した。日本でも国立国会図書館や早稲田大学図書館などが参加している世界有数のデータベースだ。
今年5月に自殺者が急増したのは、女性タレントの自殺の影響だった――。清水康之内閣府参与(NPO自殺対策支援センター・ライフリンク代表)が4日、内閣府の自殺対策会議でそう報告した。 減少傾向にあった月別自殺者数が5月、前年比19.7%増と急伸したため、当時の担当大臣だった蓮舫氏が東日本大震災との関連を含めて内閣府に分析を指示していた。 その結果、今年初めからの自殺者数は1日平均82人だったが、タレントの上原美優(みゆ)さんの自殺が報じられた翌日の5月13日から1週間は1日平均124人に増えたことが判明。増加分の半数以上を20〜30代が占め、女性の伸び率が高かった。清水氏は原因として「女性タレントの自殺と関連報道が考えられる。政府としてはメディア各社にガイドラインの策定を呼びかけるべきだ」と指摘した。
インターネット上の住所(アドレス)に当たるドメイン名を管理する国際団体「ICANN」(本部・米国)は20日、シンガポールで理事会を開き、ドメイン名の末尾につく「トップレベルドメイン」について企業名や地名、一般名称などを自由に導入できるようにすることを決めた。英語以外のすべての文字の使用も可能となる。来年1月から登録を始め、来秋以降の実施を目指すという。 ICANNによると、トップレベルドメインのうち、「.com」「.net」などは分野別トップレベルドメイン(gTLD)と呼ばれ、現在は22種類に限られている。これが「.music」「.paris」など一般名称や都市名、企業・団体名など幅広い言葉が使えるようになる。また、平仮名や片仮名、漢字など世界中の言葉と文字が使えるようにすることも決まった。 申請されたgTLDを、ICANNが審査する。審査費用として18万5千ドル(約1484万円)が必
福島第一原発の事故で精神的苦痛を受けたとして、東京電力に慰謝料を求める訴訟が東京簡裁に起こされていたことが分かった。19日に第1回口頭弁論があり、東電側は事故について「今回の震災は異常で巨大な天災地変で、対策を講じる義務があったとはいえない」と反論した。 今回の原発事故をめぐり、公開の裁判で東電に慰謝料を求める動きと、それに対する反論が明らかになったのは初めて。 東京都内に住む臨床心理士の男性(46)が、「事故により極度の不安感、恐怖感を受けた」として、10万円の慰謝料を求めて3月末に提訴した。男性のもとには事故後、不安感を訴える相談者が相次いだという。 東電側は答弁書の中で、「これまでの想像をはるかに超えた、巨大でとてつもない破壊力を持った地震と津波が事故の原因で、対策を講じる義務があったとまではいえない」と争う姿勢を示した。「原発の建設は法令に基づいて適切に行われてきた」とも述べ
福岡管区気象台は16日午前、熊本県の阿蘇・中岳第一火口で小規模な噴火が発生し、噴火警戒レベルを1(平常)から2(火口周辺規制)へ引き上げたと発表した。火山活動が高まり、火口から1キロ以内に大きな噴石を飛散させる噴火の発生が予想されるとして、警戒を呼びかけている。 同気象台によると、中岳第一火口では15日に2009年2月以来の小規模な噴火が観測され、16日午前10時ごろには灰色の噴煙が高さ約500メートルまで上昇。警戒レベル引き上げを受け、阿蘇市と南阿蘇村などでつくる阿蘇火山防災会議協議会は、火口から1キロ以内の立ち入りを制限した。 阿蘇・中岳のレベル2は、07年12月の噴火警戒レベル導入後初めて。火口から約1キロ以内に噴石が飛散した小規模噴火は1953年4月や57年12月、77年7月などに例がある。
パナソニックは、グループ全体で国内外約38万人(2010年3月末現在)の従業員を、2013年3月末までに1割削減する方針を固めた。4月1日に完全子会社化した三洋電機、パナソニック電工との重複部門をなくすことなどで組織の合理化を図る。28日午後に今年度の経営方針と合わせて発表する。 4万人近い人員削減は日本の製造業では過去最大規模になる。おもに海外部門が中心になるとみられ、希望退職を募るほか、一部事業の売却なども検討する。 グループの10年3月末の従業員数は、パナソニック約22万人、三洋約10万人、電工約6万人。10年夏に発表した三洋電機の半導体事業売却などで11年3月末時点では約36万人に減っている模様だが、さらに今後2年で約2万人を減らす計算だ。 パナソニックは09年に三洋電機株の過半数を取得して子会社化。今年4月1日までに三洋と、同じく子会社のパナソニック電工の2社を完全子会社化
人気アイドルグループ「TOKIO」が日本テレビ系列の番組「ザ!鉄腕!DASH!!」の企画として10年以上にわたって築き続けてきた「DASH村」が、福島第一原発事故の影響で「計画的避難区域」に入った。メンバーは24日夜の放送で、復興に向けて活動していくことを誓った。 DASH村は福島県浪江町の山間部にあり、メンバーは2000年から地元の人と野菜を育てたり、食卓を囲んだりしてきた。ただ、人が集まって混乱しないよう、番組では所在地を公表してこなかった。 この日の放送では、DASH村が浪江町にあることを明示し、村を手伝ってくれていた浪江町民や飼っていた動物が無事避難していることを紹介。リーダーの城島茂さんが町民のもとを訪れた様子が映し出された。メンバーはそれぞれに「何としても元に戻さないと」(松岡昌宏さん)、「村を作り直せば、きっと元気を取り戻せる」(国分太一さん)などと話した。 浪江町の馬
講談社の野間佐和子(のま・さわこ)社長が30日、心不全のため死去した。67歳だった。次期社長には長男の省伸(よしのぶ)副社長の就任が決まっている。
福島の野菜農家が自殺 摂取制限指示に「もうだめだ」2011年3月29日5時30分 印刷 Check 畑には自殺した男性が作ったキャベツが並んでいた=福島県須賀川市、西堀写す 福島県須賀川市で24日朝、野菜農家の男性(64)が自宅の敷地内で首をつり、自ら命を絶った。福島第一原発の事故の影響で、政府が一部の福島県産野菜について「摂取制限」の指示を出した翌日だった。震災の被害に落胆しながらも、育てたキャベツの出荷に意欲をみせていたという男性。遺族は「原発に殺された」と悔しさを募らせる。 自宅は地震で母屋や納屋が壊れた。ただ、畑の約7500株のキャベツは無事で、試食も済ませ、収穫直前だった。遺族によると、男性は21日にホウレンソウなどの出荷停止措置がとられた後も「様子をみてキャベツは少しずつでも出荷しないと」と話し、納屋の修理などに取り組んでいた。 23日にキャベツの摂取制限指示が出ると、男性はむ
東京の夏の風物詩となっている東京湾大華火祭(中央区など主催、朝日新聞社など後援)の今年の開催中止が22日、決まった。東日本大震災を考慮した。中止は、強風の影響で開催できなかった1997年の第10回以来2回目。 今年は8月13日に予定していた。中央区の矢田美英区長は「現在、31万人にのぼる避難者が厳しい生活を強いられている。こうした被災地の状況を考慮し、中止することにした」との談話を発表した。 昨年は晴海ふ頭などで実施。約1万2千発が上がり、約70万人の人出があった。
石原慎太郎・東京都知事は14日、東日本大震災に関して、「日本人のアイデンティティーは我欲。この津波をうまく利用して我欲を1回洗い落とす必要がある。やっぱり天罰だと思う」と述べた。都内で報道陣に、大震災への国民の対応について感想を問われて答えた。 発言の中で石原知事は「アメリカのアイデンティティーは自由。フランスは自由と博愛と平等。日本はそんなものはない。我欲だよ。物欲、金銭欲」と指摘した上で、「我欲に縛られて政治もポピュリズムでやっている。それを(津波で)一気に押し流す必要がある。積年たまった日本人の心のあかを」と話した。一方で「被災者の方々はかわいそうですよ」とも述べた。 石原知事は最近、日本人の「我欲」が横行しているとの批判を繰り返している。
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