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*font-daとあとで読むに関するcrowserpentのブックマーク (8)

  • 魅惑の分離主義 - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)

    私はTwitterのアカウント(@renrakufontda)を持っている。そこのやりとりがまとめられて、読めるようになっている。主に金明秀(@han_org)さんへのリプライというかたちで、「ある問題の当事者」が研究の場で、その問題についてコメントするときに抱える葛藤を語っている。 「マイノリティと『冷静に・論理的に語ろうとすること』のジレンマ」 http://togetter.com/li/359325 各方面からたくさんのコメントをいただいた。 その中で、i-noさんが私のレズビアン・フェミニストに対する発言に対して、コメントしてくださっている。i-noさんは、「レズビアンである<わたしたち>のストーリー」の作者だ。 レズビアンである「わたしたち」のストーリー 作者: 飯野由里子出版社/メーカー: 生活書院発売日: 2008/05/01メディア: 単行購入: 6人 クリック: 67

    魅惑の分離主義 - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)
  • ばななと日本人 - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)

    よしもとばななが、web上で叩かれている。居酒屋での店員の対応について書いたエッセイが発端のようだ。 「よしもとばななさんの「ある居酒屋での不快なできごと」」 http://www.enpitu.ne.jp/usr6/bin/day?id=60769&pg=20090808 よしもとさんは、自分たちのように社会的人脈が豊富な客に対しても、頑なに接客マニュアルを固持し、特別サービスをしてくれない居酒屋店長を批判する。よしもとさんによれば、この店長は接客マニュアルに従うことに専心するばかりに、相手の権威的な立場を計算に入れずに対応する。こうした相手の立場に応じて損得を計算するような、その場その場の対応がないがために、結果的にマニュアルに縛られた居酒屋店長は利益を逸しているというのだ。 よしもとさんが批判しているのは、店長個人ではなく、こうしたマニュアル通りの対応をさせているチェーン居酒屋のシス

    ばななと日本人 - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)
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    crowserpent 2009/08/19
    「旧来型の権威」と「消費社会の不安」の板挟みの中で、「顔と顔がみえる共同体」に救いを求めてしまった人たちのお話。
  • 続・スイーツフォビア、そしてジェンダーという制度 - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)

    先日、なぜか反響が大きかった「スイーツフォビア」という記事の続編です。(今回はのろけじゃないよ!) 実は、脚注でチョロっと触れたのだが、スイーツフォビアについては、トランス活動家の遠藤まめたさんと話したところだった。遠藤さんは、先週末行われた「京都トランスジェンダー映画祭」でパネリストとして、関西に来られていた。。私はあいにく映画祭には参加できなかったが、友人の取り計らいで、遠藤さんと会う機会に恵まれた。 遠藤さんは、FTMとして、ジェンダー制度と、直面した経験を持つ。akaboshiさんの記事経由で、まめたさんが語っている、次の動画を見つけた。 遠藤さんは、高校時代に「胸があるのが許せない」「スカートをはくのを許せない」と感じた。そこで入ってきた情報は、性同一性障害のものだった。遠藤さんは、とにかく「何かにならなくてはいけない」と迫られた。ありのままではなく、「男になりたい」のか「女にな

    続・スイーツフォビア、そしてジェンダーという制度 - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)
    crowserpent
    crowserpent 2008/06/07
    「瑣末な『女らしさ』にこそ、自分がとらわれているジェンダー二項対立は、ありありと表れる。」
  • みんなの「初音ミク」 - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)

    「ちくま」3月号に伊藤剛「ハジメテノオト、原初のキャラ・キャラの原初」が掲載されている。伊藤さんは、「初音ミク」という「キャラ」を取り上げている。 「初音ミク」とは、女の子のイラストと、肉声をサンプリングした素材集から構成された、CGキャラクターである。*1「初音ミク」を愛好する人たちは、素材を組み合わせて、映像を作って、「ニコニコ動画」にアップロードする。そして、不特定多数の人が、アップロードされた「初音ミク」の映像にコメントを書き込み、そのアイコンを楽しんでいる。その中で、愛好者は「初音ミク」に「人格・のようなもの」を感じるという。この「人格・のようなもの」を、伊藤さんはキャラと呼ぶ。 「キャラ」という言葉が出てきたのは、おそらく1990年代末からではないかと思う。「ぼけキャラ」など、若者の間で良く使われる言葉となる。「キャラ立ち」「キャラがかぶる」というような、使い方もする。 私は、

    みんなの「初音ミク」 - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)
    crowserpent
    crowserpent 2008/05/30
    「キャラ=振る舞いの総体」と「パーソナリティ=主観的自己像」の乖離の構造について。/なんでコメント欄揉めてんの?と思ったら、なるほど「支配欲」か…
  • 倫理の教え方 - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)

    id:toledさん経由で、トリアージをめぐって議論が起きている。 id:fuku33さんは、経営学の授業*1で、トリアージについてこのように述べた。 また、別の回に、資源の有限性がその合目的的な最適配分を促し、戦略性やリーダーシップや組織内の規範意識も意思決定も価値判断もそこから始まる、ということをわかりやすく説明したくって、四川の震災のニュースを挙げてトリアージの概念を説明した。絶対的に医療資源が不足しているところでは、「もう助かりそうにない患者」と「患者自身が処置したら大丈夫な患者」はカテゴライズして分けて、その間の「治療しなければ助からないが治療すれば助かるかも」というところに有限の医療資源を配分する、というシステムがあるんだよ、ということを説明したら、やっぱり女子学生のかなりの部分から「かわいそうだ」という反応があった。 これ、「トリアージの判断をしなければいけないお医者さんたち

    倫理の教え方 - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)
  • 愛と暴力の間 - G★RDIAS

    杉田俊介が、弱者暴力についての批判を書いている。暴力の加害者は、ときに、別の暴力の被害者でありうる。そのとき、加害者は、過去の被害体験を持ち出して、自己のふるった暴力を正当化することがある。そのことについて、杉田さんは、簡潔に述べている。 この数年、私自身のだめさをふくめて、自分の足元を鶴嘴で掘り進めたあげく、行き当たった岩盤(足場)のありかを今、一つだけ再確認するなら、それは「かつて悲惨な被害にあった当事者が、それを理由に、別の人間に何をしてもいい、傷ついた人間が直接間接に他人を傷つけて構わない、とは言えない」、という単純な事実であるらしい。 杉田俊介「弱者暴力との抗争――内藤朝雄氏のよわよわしさについて(後半)」『いきすべき批評』(http://www.allneetnippon.jp/2007/08/4_10.html) 読んでいて、私もこの数年の自分のだめさが頭を駆け巡った。 これ

    愛と暴力の間 - G★RDIAS
  • 妥協するということ - G★RDIAS

    x0000000000さんの貴戸理恵批判を読んでいて、考え込んでしまった。貴戸さんの『フリーターズフリー vol.1 (1)』pp.139-149所収の論文を引用しながら、x0000000000さんはこう批判する。 さらに、水商売をする貴戸に向けた院生の「私にはできない」、あるいは「フェミニズムをやってるならどうしてそんなことをするのか」といった言葉に対して、貴戸は次のように反論する。 そういう彼ら・彼女らは、塾講師だの家庭教師だののバイトをしていた。私は心の中でため息をついた。おやじに尻撫でられるのくらい何でもないんだよ。子どもの尻を叩いて受験勉強をさせるのなんかに比べれば。私は馬鹿にされている方がマシだ。(p.145) どうしてこんなにニヒリスティックになるのだろう。確かに「フーコーとか読んだ後に教師のバイトをやること」は、必ずしも整合的であるとは言えないだろう。しかし、言い方や問い方

    妥協するということ - G★RDIAS
  • 堀江有里『「レズビアン」という生き方』 - G★RDIAS

    「レズビアン」という生き方―キリスト教の異性愛主義を問う 作者: 堀江有里出版社/メーカー: 新教出版社発売日: 2006/10メディア: 単行購入: 3人 クリック: 54回この商品を含むブログ (16件) を見る 今年の秋から、来年の春にかけて、同級生が3人結婚する。そのうちの一人の結婚準備期間の幸せっぷりにあてられ、思わず「結婚してもいいかもねー」と恋人に漏らしたところだった。その折りにこのを開くと、頭から冷水を浴びせられた気分になった。 堀江さんは、レズビアン牧師である。堀江さんは、職業牧師の生業である、結婚式をとりおこなう仕事について、こう書く。 多少挑発的に例を挙げると、わたしにはこんな「素朴な疑問」がある。たとえば、「生活のため」という理由づけ――もしくは言い訳――であれ、ホテルなどでの結婚式の司会を行うこと。たとえば、あえて法律婚をしていること、異性愛者の中でも(いや、

    堀江有里『「レズビアン」という生き方』 - G★RDIAS
    crowserpent
    crowserpent 2007/06/12
    「しかし、まだ、『わからない』という言葉は聞こえている。それは、細い細い、私(異性愛者)と堀江さん(非異性愛者)をつなぐ一本の糸なのだ。」
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