島根県安来市は17日、同姓同名の別人の顔写真を印刷したマイナンバーカードを、市民1人に交付したと発表した。氏名や住所、生年月日、個人番号は正しく表記されていた。 市民課によると、誤交付を受けた市民は昨年12月上旬、市の窓口でカードの交付を申請した。同じ日には、同姓同名の別の市民も申請。市は、撮影した顔写真を共有サーバーに氏名別に保存しているが、フォルダー名が同じだったため、後から保存した1人分の写真データのみが上書きされて残ったという。 16日に郵送でカードを受け取った市民から連絡があり発覚した。市民課の野々村貴史課長は「フォルダーを識別しやすくし、チェック体制も強化して再発防止に努める」と話した。(野田佑介) ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826