出典:日経クロステック、2024年2月5日 (記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります) どんなに長いURLでもQRコードに変換すれば、スマートフォンのカメラで読み込むだけで目的のWebサイトにアクセスできる。企業や自治体、教育機関などがパンフレットやポスターなどにQRコードを掲載し、Webサイトへの誘導を図るケースが増えている。 ところが2023年10月以降、QRコードを読み込んだ利用者が公式サイトとは関係のないサイトへと誘導される問題が相次いだ。食品スーパーのいなげややカー用品販売のオートバックスセブン、学習院大学、家具メーカーのカリモク家具などで確認された。一部では、利用者がフィッシングサイトに誘導され、クレジットカード番号を入力してしまった被害が発生した。なお、カリモク家具は2024年1月の日経クロステックの取材で問題があったことを認めた。
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