5月26日、古くから女性の立ち入りが禁止されているギリシャのアトス山で、モルドバ人の女性4人が知らずに足を踏み入れるという事件があった。写真は4月、同山で撮影(2008年 ロイター/Grigoris Siamidis) [アテネ 26日 ロイター] 古くから女性の立ち入りが禁止されているギリシャのアトス山で25日、モルドバ人の女性4人が知らずに足を踏み入れるという事件があった。 警察の26日の発表によると、27―32歳の女性4人と41歳の男性は、人身売買業者によってトルコから船で連れ出され、20の修道院を擁するギリシャ正教の聖地、アトス山に置き去りにされた。 修道士が25日夜に女性らを発見、警察に通報した。ギリシャの法律では、アトス山に女性が立ち入った場合、最長2年の禁固刑が科せられる可能性がある。 匿名のある警察官の話では、女性らは、女人禁制の場所とは知らなかったとして警察と修道士に謝罪