ハーブと結婚したとき、アートのことは何も知らなかった。ハネムーンでワシントンDCに行ったとき、ナショナル・ギャラリーに連れていってくれて、展示について詳しく解説してくれました。それをきっかけに私もアートに興味を持つようになったのです。 その頃すでに、ハーブはコレクションを始めていて、そこから少しずつ増えていくようになったのです。最初に買った作品はピカソのリトグラフ。 ハーブのアートを見る目は確かで、一方で私にはいい耳があって、彼の知識を吸収することができました。アートを蒐集する行為は、私たちにとってとても自然で、とても簡単なことでした。 私は運命というものを信じているけれど、私たちはアートを集める運命だったのだと思います。もちろんアートを集めるためにはいろんな努力が必要ではあったけれど、すべてが自然なことだったし、楽しかったのです。

