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ブックマーク / blog.ojisan.io (11)

  • AI で個人にあった学習を提案する技術

    はじめに とても前になるが、コグニカル というサイトが盛り上がっていた。 これは知識を体系的に記述されていて、分からない概念があればその概念の理解に必要な概念を逆引けるサイトだ。コンピュータ以外にも数学や理工学全般を学べる。 コメントを見ると、インターネットを使った学習で、自分の分からなかったことを辿れる学習や体系だっていることに対して価値を感じているようだ。「誰が何のためにどうやって作ったのか情報がぜんぜんなくて怖い」というコメントがあるが、同感だ。怖い。そして教育工学を専攻していた身としては地に足ついたアウトプットが人の役に立っていて羨ましくも思うし、尊敬する。 実はこのような教授手法は古くから研究されている。それは知識をネットワークで表現するだけでなく、個々人の学習履歴や成績を元に次に学ぶものを提案する方法も提案されている。コグニカルを知った時にその技術についてのブログを書こうと思っ

    AI で個人にあった学習を提案する技術
    cu39
    cu39 2023/09/30
    抜けているのはどこかだけでなく、おそらく一度は通ったはずのそこの知識がなぜ抜けているのか(理解できなかった、覚えられなかった、覚える気にならなかった)が肝心な気がする。
  • ドキュメントを書く仕事を探している

    飲み会で「お前、次の転職どうするよ?」的な話をするときはいつも これまでは自分が一番下手くそなバンドメンバーになれる職場を意図的に探していたし、今の職場もその基準で選んだが、そろそろ俺の音楽をやりたい プログラミングそのものをドメインとした仕事をしたい ドキュメントやチュートリアルの整備をしたい。あわよくば今 blog.ojisan.io を書いていること自体が仕事になるようなことをしたい 的なことを言っている(はず、アルコールが入っているので記憶が定かでない)。 で、この最後の 「ドキュメントやチュートリアルの整備をしたい」というのはここ1年くらい言っている気がするのだが、そろそろ当に動き出そうと思って最近ふわふわ考えていることを書いてみようと思う。そういう仕事をしている人の目に止まってくれると嬉しい。 どうしてドキュメントを書くような仕事をしたいのか いまこういったブログを運営してい

    ドキュメントを書く仕事を探している
  • private 関数にもテストを書きたいとき

    「private 関数にはテストを書かない」というのが多数派だと思う。だが昨日、仕事で In-source testing を書いていたらふと private 関数にテストを書きたくなった。そこで、In-source testingができる環境下でもprivate 関数にテストを書くべきかを X で聞いてみたら何か盛り上がっていた。 (In-source Testing: https://vitest.dev/guide/in-source.html) 反応を見る限り、やはり「private 関数にはテストを書かない」の方が主流だった。Kent Beck先生の http://shoulditestprivatemethods.com を紹介するツイートにもそういった反応が寄せられていた。(ぶんぶんさん、教えてくれてありがとうございます。) (このサイト面白すぎますよね・・・) 自分の立場を

    private 関数にもテストを書きたいとき
  • Rust の 所有権、借用、ライフタイムについて初心者目線で説明と整理を試みる

    自分のブログを辿ってみたところ Rust を 2020 年には書いているようだが、初心者を名乗らせていただく。なぜならブログのネタにする以外で Rust 書いたことないし、これも調べながら書いているからだ。もっと練習したい、どこかに Rust を書ける機会ないかな〜チラッチラッ 👀 なぜありふれていそうな題材で書くか 題材はありふれているし解説もたくさんあるが、それらを読んで理解できるのか?という疑問がある。というのも、所有権、借用、ライフタイム自体についての説明は至る所で見るが、これらが無いと何が大変なのか、導入することで何が解決されるかがよく分からないと思うからだ。勿論、そのような点まで解説してくれているものもたくさんあるが、正直なところ Not for Me だった。何が Not for Me だったかというと、C++ の知識やコンピュータサイエンスの知識があることが前提になってい

    Rust の 所有権、借用、ライフタイムについて初心者目線で説明と整理を試みる
  • Webサーバーアーキテクチャ進化論2023

    はじめに 最近プログラマーとしてのキャリアに一区切りつけようと思っており、これまでのプログラミングの勉強の集大成となるブログを書きたくなったので書く。初めてプログラミングをして、フロントエンド開発をして、サーバーから値が返ってきたときは「どういう仕組みで値が返ってきたんだ?」と疑問に思っていた。ずっと理解したくて理解できていなかった。だからずっと勉強していた。そして最近になってようやく自分の言葉で説明できるようになった気がしたのでブログを書きたい。 2015 年版が自分の原点であり、この記事を書くモチベーションになった このような記事は実は過去に存在している。 FYI: https://blog.yuuk.io/entry/2015-webserver-architecture その記事はサーバーがどういう仕組みで動いていて、どのように進化し、2015 年に至るかを解説してくれた記事だ。自

    Webサーバーアーキテクチャ進化論2023
  • 無限スクロールは考慮することが多い

    毎年無限スクロールの実装をしているのだが正直なところ実装したくないので依頼されたときの反論材料として実装したくない理由を言語化しておこうと思う。 無限スクロールとは 無限スクロールが何を指すかを知らない人のために解説すると、ページにコンテンツを足す方式でページネーションする UI を指している。例えば Twitter のように下にどんどんコンテンツが伸びていく UI が良い例だろう。そのような UI を無限スクロールと呼ぶことが正式なのかは知らないが、このような体験の実現を支援するライブラリに infinite-scroll というものがあり、少しは普及している呼び方なのだと思い無限スクロールという言葉を使う。一方で WEB フロントエンド文脈で無限スクロールと言うと複雑 GUI やドローイングツール実装における "無限平面" のようなニュアンスもあるが、今は無限平面のことを指しているわけ

    無限スクロールは考慮することが多い
  • React ユーザー向けの Next.js ガイド

    最近会社で Next.js のチュートリアルを担当することがあったり、これからもあるので資料として記事をしたためておこうと思う。 対象は、React は知っているけどこれから Next を学ぼうとする人が想定。 つまり React 単体と Next の差分をまとめる。 React そのものから学びたい人は別の資料にアクセスした方が良いだろう。 Next の学習教材 とりあえず公式だけ読めば良い。(これでいまブラウザバックされたら面白いな・・・) 主に二つあり、 ドキュメントや API: https://nextjs.org/docs/getting-started チュートリアル: https://nextjs.org/learn/foundations/about-nextjs を読むと良い。 Next は何を解決しているか、何が嬉しいか 元々は SSR のための煩雑な手続きをしなくてい

    React ユーザー向けの Next.js ガイド
  • ESLint と Prettier の共存設定とその根拠について

    注意 この記事は 2020 年 09 月 24 日現在、古い情報となりました。 eslint-plugin-prettier の利用は非推奨であると公式がアナウンスを出しています。 そのことについては Prettier と ESLint の組み合わせの公式推奨が変わった にてまとめましたので、こちらもご覧ください。 また eslint-plugin-prettier は公式推奨ではなくなりましたが、それは Editor などの外部環境の進化によるものでこのプラグイン自体に何か問題が起きたわけではありません。 そして eslint-plugin-prettier を利用した設定方法、特に eslint-plugin-prettier と eslint-config-prettier が何を解決していたかを知らないと、prettier-eslint が何をどう解決したかを理解できないはずなので

    ESLint と Prettier の共存設定とその根拠について
  • Prettier と ESLint の組み合わせの公式推奨が変わり plugin が不要になった

    前に書いた ESLint と Prettier の共存設定とその根拠について が公式推奨が変わったことにより一部間違った情報になっているのでその訂正記事です。 該当記事に書いた内容は Prettier と ESLint の関係を読み解く上で役立つ情報だと思うので、警告とこのページへのリンクを書いた上でそのまま残しておきます。 (追記) この記事の内容も間違った内容を書いていました。なので一度大幅な訂正をしています。prettier-eslint も推奨ではありません。 変更点の要約 Prettier と ESLint の組み合わせについて公式 の推奨方法が変わりました。 きっといつかこの情報も古くなるので直リンクではなく、ドキュメントの GitHub のリンクを貼っておきます。 ドキュメント自体のリンクはこちらです。 新しいドキュメントを要約すると、 LinterFormatter

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    cu39
    cu39 2020/09/25
  • Reactのコンポーネント周りの用語を整理する

    React のコンポーネント周りの用語ってごっちゃごちゃになった経験はありませんか? 友人と話すときなどはなんとなくのニュアンスで伝わるので気にしていなかったのですが、型注釈つけるときやコードリーディングするときに言葉の定義がわからなくなって何回も調べるといったことをよくやるのでこれを機に整理しようと思います。 記事では JSX 以外にも createElement 記法の知識も要するので、自信がない方は公式やどうして JSX を使ってもエラーにならないのか?をご覧ください。 ここでは React のドキュメント JSX Elements Components TypeScript の型定義 JSX.Element ReactElement DetailedReactHTMLElement DOMElement FunctionComponent Component ReactNode

    Reactのコンポーネント周りの用語を整理する
  • JavaScriptライブラリを読むときのコツ

    少し前からライブラリを読むトレーニングを始めたのですが、最近ようやく読み方がわかってきたので、やり始めた頃に知っておきたかったことをまとめます。 これから JavaScript/TypeScript で書かれたライブラリを読んでみようと思っている方の助けになれば嬉しいです。 「私はこういう道具を使ったり、こういう工夫をしています」みたいな感じの内容ですので、もし「もっといい読み方があるよ」みたいなのがありましたらIssueなどで教えていただきたいです。 (※ライブラリを読むにあたって、ブラウザの話と NodeJS の話があるのですが、似てる点がほとんどなのでごった煮します。) エントリポイントを探す ライブラリを読むにあたって そのライブラリが持つ module がどう協調して全体が作られるのか その関数は正確にはどういう挙動をするのか などを考えると、ユーザーから渡された入力や呼び出しが

    JavaScriptライブラリを読むときのコツ
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