この問題に対する取り組みは多々ありますが、中でも今回のセッションに深く関係するものとして、セーファーインターネット協会(SIA)による「海賊版対策実務者意見交換会」があります。出版社、通信・IT業界、およびそれを取り巻く法律関係者などが参加し、ユーザへの啓発活動や海賊版サイトへのアクセスを抑制するための連携施策を検討・実施しています。 そして、これの下部組織として、マンガ海賊版対策の技術検証チームが組成されました。このチームでは、海賊版サイトの分析や解析、およびそれに基づく対策を模索しています。今回登壇した方々はいずれもこのチームのメンバーです。 マンガ海賊版サイト対策にエンジニアが果たせる役割 次の発表は山下健一さん(さくらインターネット)です。マンガ海賊版サイト対策にエンジニアがどう貢献できるのかを、自身の体験をもとに発表しました。 山下さんは現在、さくらインターネットでabuse窓口
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