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ブックマーク / shinichiroinaba.hatenablog.com (3)

  • 中江兆民『三酔人経綸問答』評 - shinichiroinaba's blog

    ゼミでしゃべったことをもとに。 ================== 中江兆民『三酔人経綸問答』というの切迫感とアクチュアリティを支えているのはその独特の問答体、三人のキャラクターが、それぞれある程度一貫した政治思想的なスタンスのみならず、人格的な個性、肉体的な息遣いまでをも割り振られ、論争を繰り広げるという体裁である。これはたとえば丸山真男が指摘している通り、世界的にのみならず、日の思想史上もいくつかの先例を見つけることができるスタイルであるが、その中でもある種の突出性を帯びている。 複数の登場人物のうちの特定の一人、主人公格のキャラクターが、著者自身の思想を仮託され、他のキャラクターたちはこの主人公、すなわちは思想家としての著者自身に対する(仮想)論敵としてありうべき疑問、反論を突き付け、それに対して主人公が応じる、というスタイルは、ひとつのありふれたパターンである。はなはだしい場

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    cu39
    cu39 2013/06/10
  • アメコミ論争再訪 - shinichiroinaba's blog

    堺三保さんのmixi記事転載の許可は得られませんでした(田中ブログでのコメント以上の論点は出していないので再掲は無駄、とのこと。ちなみに堺さんは山さんの「と学会誌」原稿についてはまったく関知していなかったそうです)ので、了承の得られた海法、柳下、そして稲葉の発言のみを整理して再掲します。(「garth」とあるのが柳下さんです。いったん掲載した山さんのコメントは、ご要望により再消去しました。論脈を追うにはそれでも問題ありません。) これに伴い、元記事と海法さんによるコピーを削除します。 関係者は「無駄」「消耗」とのご感想が多いようですが、それなりに面白いと思う私には当事者意識が欠けているのでしょうか。 この議論の流れに似たものを最近見かけたような気がするんですよ、ほれ、あのqwertyの話とか。(あれは荒れませんでしたけど。) −−−−−−−−−−−−−−− 2006年05月21日 11

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    cu39
    cu39 2009/05/08
  • 2005-04-06

    http://d.hatena.ne.jp/d-araya/20050404#p1 お断りしておくとこれは当方としては対等な「対話」ではなく「叱責」のつもりであることをお断りしておきたい。 別に私は「批判するな」「畑違いのことに口を出すな」と言いたいのではない。しかし批判、ことに専門外の問題への批判的な容喙は相当に危険なことである。それゆえ批判する相手に対して失礼のないように、また第三者のギャラリーをミスリードしないように、そして何より自分が恥をかかないように、細心の注意を払う必要がある。この点荒谷氏はまったく失格、不合格である。氏は拙著『経済学という教養』を読まれたらしいが、残念なことに私が一番言いたかったことは伝わらなかったようだ。しかしこの点については、たとえば仲俣暁生氏のように(http://d.hatena.ne.jp/solar/20040115#1074178586)、十分に

    2005-04-06
    cu39
    cu39 2005/05/04
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