東京都議会で1日、開かれた経済・港湾委員会で「都民ファーストの会」が、豊洲市場内で計画されている観光拠点「千客万来施設」の事業者「万葉倶楽部」(神奈川県小田原市)が、築地再開発の内容によっては事業から撤退し、都への損害賠償請求を検討していることについて、法的根拠がないとし、請求できる立場にないと主張した。 都民ファの樋口高顕都議は、都が万葉倶楽部との基本協定(16年6月締結)に違反していないと主張。「都が築地再開発をしないことや、中央区や場外市場の方々の努力を応援してはならないと基本協定書などで、東京都が債務(義務)を負っているわけではない」と話し、都には責任はないと訴えた。 11年11月、中央区長が石原元知事に提出し、築地市場跡地の一部に食文化を継承する施設を整備するよう求めた要望書を根拠とし「(千客万来施設の)募集要項(作成)時点でも前提としていた」との持論を展開し、小池百合子知事が6
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