オランダのファン・ゴッホ美術館(Van Gogh Museum)に展示されるゴッホの自画像。左が今回、「自画像ではなく弟テオの肖像だった」と同美術館が発表した肖像画(2011年6月21日撮影)。(c)AFP/ANP/ILVY NJIOKIKTJIEN 【6月22日 AFP】オランダの巨匠画家ビンセント・ファン・ゴッホ(Vincent Van Gogh)の自画像として長らく知られてきた1枚の肖像画が、実は弟テオ(Theo)の肖像だったことを「発見した」と、アムステルダム(Amsterdam)にあるファン・ゴッホ美術館(Van Gogh Museum)が21日発表した。 ゴッホは数多くの自画像を残しているが、「自画像ではなく弟のテオの肖像画」と判定されたのは、青い背景に濃紺のジャケットを着て、黄色の帽子をかぶった姿の1枚(写真)。 同美術館によるとゴッホは、彼の生活を経済的に援助していた5歳年