〔2008年3月7日、指摘を受けて一部修正〕 *印のついた論者は、無回答、もしくはすでに物故されていて、このアンケートに参加しなかった人。その著作や報道から僕が判断して、表に含めた。本多氏は「30万人派」かもしれない。 「まぼろし派」の名の由来となった『「南京大虐殺」のまぼろし』の鈴木明氏は、一貫して犠牲者数への言及を避けている。 こういう分類にしてみたのは、従来の「あった派」vs「まぼろし派」、もしくは「大虐殺派」vs「中間派」vs「まぼろし派」という分類は、図式を単純化しすぎているのではないかと感じるからだ。実際はもっと多様なスペクトルを持つ。上の分類でも、各派閥の中でさらに意見の相違がある。 ネーミングにしても不適切なものがある。たとえば上の「適正派」を「小虐殺派」と呼ぶ人がいる。何万人も殺されているのに「小虐殺」と呼べる感性が、僕には驚きである。 それにしても不思議である