F5ネットワークスが開催したプレス向けセミナーにおいて、セキュアスカイ・テクノロジーの乗口雅充氏が、Webアプリケーションの脆弱性の現状に警鐘を鳴らした。 「NRIセキュアテクノロジーズの調査によると、企業Webサイトの5割にセキュリティホールが存在するという結果だったが、まったく同感だ。むしろ、脆弱性が存在するのはそれ以上の割合ではないだろうか」――セキュリティ企業のセキュアスカイ・テクノロジーで代表取締役を務める乗口雅充氏は、12月6日にF5ネットワークスが開催したプレス向けセミナーの席でこのように語った。 2005年夏に発生した、SQLインジェクション攻撃によってWebサイトが不正アクセスを受け、顧客情報の漏洩につながった事件をきっかけに、Webアプリケーションの脆弱性に対する関心が高まっている。にもかかわらず、対策が進んでいるとは言い難い。 そもそもWebアプリケーションの脆弱性に
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