Image credit: 防衛省 防衛省は1月25日、航空自衛隊の次期輸送機(C-X)開発計画の試作1号機について、1月26日以降に、岐阜県各務原市の航空自衛隊岐阜基地にて初飛行を行うと発表した。 発表や報道などによると、試作1号機の地上滑走試験は1月18日から実施され、飛行試験に向けての確認作業も全て終了した。製造会社である川崎重工業から1月26日以降に初飛行を実施するとの報告を受け、「XC-2」の型式も付与した。ただ、当日の天候などの諸条件により直前に中止、延期する可能性も十分にあるという。 次期輸送機(C-X)は現行のC-1輸送機の後続機で、防衛省技術研究本部や川崎重工業などが開発・製造を担当している。C-1に比べ機体が大きくなり、積載能力なども大幅に向上している。元々2007年に初飛行を行う予定だったが、フレーム強度の問題で延期された。 ■次期輸送機試作1号機の初飛行について