韓国で「慰安婦被害者の象徴」とも呼ばれた女性が亡くなり、ムン・ジェイン(文在寅)大統領は、現職の大統領として初めて元慰安婦の弔問に訪れ、哀悼の意を表しました。 また、慰安婦問題をめぐる2015年の日韓合意で設立された「和解・癒やし財団」の解散を求めて、韓国外務省の前で1人で抗議活動を行い、「慰安婦被害者の象徴」とも呼ばれています。 韓国女性家族省によりますと、キムさんはがんで闘病中でしたが、28日に92歳で亡くなりました。 ムン・ジェイン大統領は29日、現職の大統領として初めて元慰安婦の弔問に訪れ、「問題が解決されないままお亡くなりになってしまい、心が痛みます」と述べ、哀悼の意を表しました。 韓国女性家族省によりますと、キムさんが亡くなって政府が認定している元慰安婦の数は23人になりました。 一方、キムさんとともに日韓合意に反対する活動を行っていた市民団体は、来月1日にソウルにある日本大使