KADOKAWAは2024年6月28日、6月8日からシステム障害が継続している中、傘下のドワンゴにおいてランサムウエア攻撃によって全従業員の個人情報が漏洩したと発表した。外部流出を確認した情報には、ドワンゴの取引先である一部クリエーターの個人情報、取引先との契約書や見積書なども含まれる。 KADOKAWAへのランサムウエアを含む大規模なサイバー攻撃によって、動画配信サービス「ニコニコ動画」や「KADOKAWAオフィシャルサイト」、出版事業の製造・物流機能など、グループ全体に被害が及んでいる。同社は対策本部を立ち上げ事実確認などを進めている。2024年7月中には、外部専門機関の調査に基づく正確な情報が得られる見通しとしている。