RubyのRangeクラスと範囲オブジェクト、範囲演算子、イテレーターの使い方:若手エンジニア/初心者のためのRuby 2.1入門(4)(3/3 ページ) Rubyのイテレーターの基本的な使い方 ArrayやHashなどのコンテナーやRangeといった範囲オブジェクトを使っていると、含まれている要素1つ1つに対して、何らかの処理を行いたい場合があります。このようなコンテナーの各要素に対する繰り返しの処理を、概念的に「イテレーター」と呼びます。 少し込み入った話をすると、ArrayやHashは「Enumerable」というモジュールをミックスインすることによってイテレーターを実現する種々のメソッドを実装しています。ミックスインについては、以降の連載のクラスやモジュールを解説する回で説明します。 基本的な繰り返し(eachメソッド) ArrayオブジェクトにおいてもHashオブジェクトにおいて