SF・ロボットアニメシリーズ『超時空要塞マクロス』や『アクエリオン』シリーズ、最新作『劇場版 誰ガ為のアルケミスト』で知られる監督・河森正治。彼は作品によって原作、監督、脚本、絵コンテ、メカデザインまでこなす多才な人物だ。 そんな河森監督がプロとして活動を始めてから今年で40周年。その記念として、5月31日から6月23日まで、作品のデザイン画、絵コンテ、アイデアノートなどからその世界をひもとく展示会が東京ドームシティで開催されている。多忙な河森監督に時間をいただき、この世界に足を踏み入れたきっかけや、作品づくりで大切にしてきたもの、そして、今の時代に求められる“ものづくりの姿勢”などを聞いた。 【記事の最後にあるギャラリーをみる】 インスピレーションは、いつも現実の世界から ――河森監督はSFアニメがお好きだと伺いましたが、興味を持ったのはいつごろでしたか。 河森正治(以下、河森) アニメ
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