大正15年3月発行の『高等小学読本・巻1(女子用)』(文部省)の中に、次のような興味のある記載があることを発見しましたので、第5課「盤珪禅師」のところを引用しておきます。 「盤珪禅師は播磨国龍門寺の住持にして識徳一世に高く、教を請ふ者常に門に満てり。或年仏道修行の催ありし時、来り集る者頗る多かりしが、其の会衆中、金品を失ふ者数人に及べり。然るに間もなく1僧の所為なること明らかとなりしかば、会衆一同禅師に言ひて、直ちに之を追放せんことを請ひぬ。禅師『よしよし』と其の旨を聞入れしかど、更に追放のことなかりければ、数日の後、会衆は総代を以って再び此の事を言出でたり。禅師、此の度も『よしよし』と承諾したるのみにて、少しも彼の僧を追う様子なし。かかること尚3度4度に及びしかば、会衆大いに立腹し、『若し彼の僧を追放し給はずば、我等は1人も残らず退散致すべし』と言出でぬ。其の時禅師一同に向ひて、『退散し
久しぶりのオフ。 三宅先生のところに行くと、待合室に甲南合気会の井上さんがいた。 診療室ではゑびす屋谷口さんが治療中で、「ウノ先生がいま帰りました」ということであった。 なんだ身内ばかりだなとつぶやいていたら、ゼミのタムラくんがお母さんといっしょに待合室に入ってきた。 身体症状というのは重篤な個人情報であるはずで、そのせいで病院では患者の名前さえ呼ばないというのだが、ここでは三宅先生が大きな声で患部の状況についてご説明くださるので、誰がどのような身体的問題を抱えておられるのか全員周知のこととなってしまう。 しかし、そのようにして他者の身体に起きている苦痛やこわばりや歪みに同期し、それがいまここで行われている治療によって緩解してゆく「体感」をリアルタイムで追体験すること、他の患者の治療に立ち会うということそのものがすでに治療行為となっているという点が三軸修正法のすぐれた特徴なのである。 私の
あれは、田森佳秀と理化学研究所で 同僚だった頃の話。 ある学会で、田森と喋っていて、 ある人の理論はダメである、意味が ないとしきりにくさしていた。 田森はにやにや笑いながら、私の 相手をしてくれていた。 ひとしきり喋って、「お昼に行くか」と 立ち上がった時、 近くにいる知り合いに「一緒にいきませんか」 と声をかけた。 田森が大声で笑った。 その人は、それまで口をきわめて 非難していた、まさに当該人物だったからである。 何が起きていたかと言えば、 実は声をかけた時にはその人だという ことを忘れていた。 理論のことにあまりに夢中になっていて、 「目の前の人はまさにその当人だ」 という単純なる事実に気付かなかったのである。 「忘れること」の大事さを 考えていて、何となくそのエピソードを 思い出した。 人間というものは、生きている うちに様々な体験をして、「澱」 のようなものがたまっていく。 そ
今週は、『プロフェッショナル 仕事の流儀』 の新年度の放送の開始である。 月曜、火曜と、山手線内の中吊りに 番組告知の宣伝が出た。 私も、代々木から研究所に向かう車中で 発見。 関係者と悟られぬよう、すばやく 撮影した。 山手線内の『プロフェッショナル』ポスター 打ち合わせ室には、私と住吉美紀さんが 並んだポスターと、宮崎駿スペシャルの ポスターが登場。 その前で、山本隆之デスク(タカさん) と生田聖子ディレクターがにこやかに 笑っていた。 二種類のポスターを前に笑う山本隆之さんと 生田聖子さん 火曜夜10時〜に変更された 放送時間。 第一回の放送は、NHKの社会情報番組 室の中で、 有吉伸人さんをはじめとするスタッフで 生視聴。 荒川ディレクターの渾身の映像に拍手。 木曜日の収録。イギリスのロイヤル・バレエで 活躍されてきた吉田都さんがゲストでいらっしゃる。 吉田さんは、ローザンヌのバレ
GoogleはCIAかNSAの手先である可能性が高い。 Benjamin FulfordのホームページにGoogleの広告を載せようとしたら、「Google ではすべてのサイト運営者様を審査し、ポリシーに従っていない場合はお申し込みを不許可とさせていただいております。この結果に関する具体的な理由についてはお答えできないことがあります」というメールがきました。 それから外国特派員協会で行った911についての記者会見の記事も自分たちのサイトから削除しただけではなく、CACHEからも削除していました。以下のリンクも参照してください: http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50655873.html GoogleはCIAかNSAの手先である可能性が高い An Electrical void pan isolated on an introduction
2005年11月10日00:45 カテゴリTaxpayer書評/画評/品評 図書感は図書館で磨かれる 気持ちはわからぬでもない。 図書館を使い倒す! 千野 信浩 mtchiba world:図書館有料化はいかが?ダ・ヴィンチ・コードは上下本ともに予約者が279人です。 これではいつになっても読めそうにありませんが、市立図書館は人気のある本を何冊も持っています。ダ・ヴィンチ・コードは上が45冊、下が44冊あります。 しかし、ここで責められるべきは図書館利用者の「せこさ」と、何よりも司書たちの視野の狭さではないのか? 最近図書館は盛況のようである。少なくとも近所の月島図書館はそうだ。高齢化やデフレの影響もあるのかも知れない。本中毒*0としてはうれしい一方、このような話を聞くとほとんどの人にとってまだ図書館は「無料マンガ喫茶」の延長なのだな、と残念に思う。 なにより残念なのは、日本ではまだ図書館
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