「下請け」から抜け出すIT戦略――親会社は顧客に数倍の見積もりを出していた!:「IT経営百選」に見る理想の中堅企業像(1/4 ページ) 経済産業省と情報処理推進機構(IPA)は中小企業のIT化支援を目的に、2004年8月に「IT経営百選選考委員会」を組織した。そのいきさつと選定結果が「WPC EXPO 2005」で紹介された。 宍戸周夫 大企業であれ中小企業であれ、企業と名のつく限り、何よりもビジネス戦略が重要である。情報システムを構築するに当たっても、まず自社のビジネス戦略を明確に打ち出し、それに対して最適なツールを導入することがポイントになる。 当然のことだが、単に最新のITを導入すればいいという問題ではない。こだわりのビジネスモデルを構築し驚異的な売上高経常利益率を生みだして、「IT経営百選」で表彰されたような全国の中小企業の事例を見ても明らかである。 前回に続いて、WPCフォーラム
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