ヤフーでIoTプラットフォーム「myThings」のディレクションを担う横田結氏。ステークホルダーが多いサービス企画で、ディレクターが注力すべきこととは?スピード感を落とさずに企画・開発を進める方法が語られた。 染み出し型サービス ディレクション|ヤフー 横田結 ※2017年3月に開催された「DIRECTORs' SCRAMBLE vol.1」よりレポート記事をお届けします。 まず、開発ディレクションの話に入る前、横田氏はIoTにおけるサービス開発の複雑さを「染み出し型」と表現した。一例として「おばあちゃんにつかってもらうIoTサービス」の話をしてくれた。 「たとえば、おばあちゃんがロボットに向かって「お米買って」と話しかけて、購入ができるサービスを『myThings』で作ったとします。ただ、これってすごく考えることが多いですよね。 まずインターフェイスが現在普及していないロボットだったら