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ブックマーク / yshibata.blog.ss-blog.jp (3)

  • 技術の伝承と良い習慣の伝承: 柴田 芳樹 (Yoshiki Shibata)

    企業において、若手を育成するため、先輩から後輩への知識を伝達するため、仕事を引き継ぐため、といった理由から「技術の伝承」と称した活動が行われたりします。 技術を伝承するというのは、短期間に簡単にできるもでのはありません。私自身が大学時代から今日まで経験してきたことを、すべて伝承することはできません。それに加えて、スキルを伝承できる能力が必要となります。 伝承が失敗した例として、『アプレンティスシップ・パターン』に次の例が説明されています。 17 世紀と18 世紀のアントニオ・ストラディバリ(Antonio Stradivari)の工房で作られたバイオリンとチェロは、歴史に残る名作です。それらは、定期的に数億円で売られ、過去300 年間に、それらを再現しようと多くの挑戦が行われてきました。しかし、The Craftsman(p.75)に書かれているように、「アントニオ・ストラディバリやグァル

    技術の伝承と良い習慣の伝承: 柴田 芳樹 (Yoshiki Shibata)
  • 書籍『Java : The Good Parts』: 柴田 芳樹 (Yoshiki Shibata)

    出版社より献していただきました。まだ、全部は読んではいませんが、Javaの発展の中心にいた人が書いたというのは、新たに学ぶことがあるのではないか、あるいは、重要な事柄を再認識できるのではないかと期待して読み始めています。 まだ読み始めたばかりですが、第2章「型システム」では、インタフェースに関して次のように述べられています。 インタフェースを使う最大の理由を知るには、インタフェースがシステムの全体設計をどのように明確にするのかを知らなければならない。適切に設計すれば、ひとつのインタフェースはひとつの意味的な単位を定義するものになる。すなわちインタフェースとは、相互に意味を与え合うオペレーションのまとまりを定義するものだ。インタフェースはそれ自体、Javaプログラムや、それらプログラムを使ったシステムにおける、意味の基単位と考えるべきである。このインタフェースと意味との関係は、一般的に

    書籍『Java : The Good Parts』: 柴田 芳樹 (Yoshiki Shibata)
  • ソフトウェアエンジニアの成長カーブ: 柴田 芳樹 (Yoshiki Shibata)

    最近良く話していることなのですが、社会人として働き始めた新卒の技術者は、最初の数年は成長していきます。与えられた業務を遂行しながら、そのための学習もしていくからです。しかし、2、3年すると開発業務をこなせるようになり、特に新たな勉強をしなくても、日々、会社に行って開発業務が遂行できるようになります。 この状態、つまり、継続した学習をしなくなった状態で、10年とか経過すると、ソフトウェアの世界は大きく変化している可能性があり、新たな技術が登場し、その人の技量は相対的に今度は低下しはじめます。しかし、この時点で、新たなことを学習するのは困難だったりします。学習する習慣が無いわけですから、勉強しろと言っても、「なぜ、休みの日に勉強しなければならないのですか」ということになります。 そのような人に対して、マネジメントは、その人ができる仕事を与えて、何とか仕事をしてもらいますので、「新たなことを勉強

    ソフトウェアエンジニアの成長カーブ: 柴田 芳樹 (Yoshiki Shibata)
    daisuke-m
    daisuke-m 2009/06/26
    俺は、勉強するのを辞めるのならば、エンジニアの仕事から離れる。
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