アタリの店はどこ? サラリーマンが愛する「立ち食いそば」事情:土曜インタビュー劇場(かき揚げ公演)(1/5 ページ) ランチや仕事の合い間にサクッと「立ち食いそば」を利用する。ワンコイン(500円以下)で食べることができる、注文したらすぐに出してくれる、といった理由でのれんをくぐったことがある人も多いはず。 記者もちょっと小腹がすいたとき、だしの香りに誘われて思わず入ってしまうことがあるが、気になることがある。それは「アタリ、ハズレが大きいこと」だ。その昔、そばは、そば粉100%で打っていた。「十割そば」は、そば粉100%を意味する。「二八そば」は、そば粉が8割に対し、小麦粉が2割である。 そば粉の価格は高いので、立ち食いそばで「十割そば」「二八そば」を提供するのは難しい。街中の手打ちそば店では、倍以上の価格になる。コストを下げるために、多くの立ち食い店では小麦粉の割合を増やしているわけだ