大きいクルマはエンジンの排気量も大きくなるのが一般的。しかし、大きさの割にかなり小さな排気量のクルマも少なくありません。エンジンやターボの進化で可能になったことですが、小さくした方が燃費もよい……とも限らないようです。 「車格に応じた排気量」なんて崩壊してる? 近頃のクルマは、大きいサイズでも排気量を聞くと、意外に小さくて驚くことがあります。 たとえば最新型の「クラウン(セダン)」は、全長が5mを超えますが、ハイブリッドということもあって、エンジン排気量は2.5リッターしかありません。日産の新型「エクストレイル」はe-POWERですが、発電用エンジンは1.5リッターが搭載されています。 拡大画像 プジョー408。全長4700mmもあるが、排気量は1.2Lだ(画像:プジョー)。 輸入車はさらに排気量が小さいモデルが目立ちます。 プジョーでも大きめのセダン風クロスオーバー「408」には、1.2