今回は、卑しい人からは離れるべき、をテーマとして私の考えを紹介します。この場合の「卑しい」(いやしい)とは、人のことをねたみ、嫉妬し、陥れようとする、劣等感の塊のような性質を意味します。おそらく、会社員の9割がこのような卑しさを持つ人でしょう。だからこそ、職場で生きていくうえで警戒すべきことなのです。 わかりやすい事例を挙げます。つい最近、閉店したスナックのマスターは、現在、60代後半の男性ですが、私がここ20数年で知る中で、もっとも卑しい人のひとりでした。彼は会社員ではないですが、本当に卑しさを体現している人でした。私は、この店に1990年代の後半から、年に5回ほどのペースで、計50回は通いました。一言でいえば、マスターは極端なほどの「学歴コンプレックス」だったのです。 50年ほど前に私立高校を卒業し、都内の中小企業で働きはじめました。4年ほどの勤務の後、スナックのママと知り合います。マ