課題を知らないまま「頑張れ」と言うのは逆効果 「勉強しなさい」は、具体的に何をしたらいいかわかっていない人の言葉です。 よくわからないけれど「とりあえず頑張れ」と言っているだけ。「人生、頑張れ」と言っているようなもので、何を頑張ったらいいのかはよくわかりません。 たとえば子育ての奮闘中に、単身赴任の夫が帰ってきて、奥さんが子育ての苦労を話したとします。そのとき、夫がいかにも何もわかってなさそうなのに「とりあえず子育て頑張れ」と言ってきたら「なんだこいつ」と思いませんか? 課題は何か、どういう方向に頑張ったらいいのかといったことを把握していないばかりか、知ろうともしない人にざっくり「頑張れ」と言われても、「うるさいな」と思いますよね。それと同じです。課題を知らないまま「頑張れ」と言うのは逆効果なのです。 勉強で苦手な分野があって、もうちょっと頑張りたいというとき、大切なのは本当の課題を見つけ