フィデリティの重見さんが、示唆的な記事を書いています。「次の30年」は「過去の30年」とは異なるというのです。これはどういうことかというと、過去30年は株価が上がり続けたある種異例な時期だった。それが終わった今、これからはそれ以前の平均的な株価上昇レベルに戻るというのです。 過去30年に起きたこと 米国の終わりの始まり でもアクティブファンドはないよ 過去30年に起きたこと 過去30年は、ものすごい長期の株式ブームでした。さらに米国株ブーム、ハイテクITグロース株ブームでした。ぼくも含めて、この間に株式、米国株、IT株で財を成した人も多いと思います。でも、そのトレンドは転換したと考えています。 まずなぜこの30年が株式ブームだったのか。下記のグラフを見れば一目瞭然、この30年は米国の金利が下がり続けた期間だったのです。金利が下がれば株式のバリュエーションは上昇します。要するにPERが上がる