ドイツ2部などでプレーしたDFアンドレアス・ビアマンが、19日に自ら命を断った。33歳だった。 ビアマンはヘルタ・ベルリン下部組織の出身で、ドイツ下部リーグの複数クラブでプレー。2008年から10年まではザンクト・パウリに所属し、ブンデスリーガ2部にも出場した。 最後の所属クラブだったシュパンダウアー・キッカーズは、「ビアマンはうつ病を患っており、克服することができなかった」と発表している。 ドイツでは、2009年11月に元代表GKのロベルト・エンケが自殺したことが大きな衝撃を引き起こした。報道によれば、ビアマンはその直後に当時所属していたザンクト・パウリを通してうつ病を告白し、3度の自殺を試みたことも明かしていたとのことだ。 ビアマンは2011年には「うつ病:レッドカード」と題した自伝を出版し、自身の苦しみを述べるとともに、エンケのケースについても論じていた。