人懐こい笑顔で会う人すべてを魅了してしまう笑福亭鶴瓶さんは、落語家として、史上最速と言われるスピードで出世をしました。それなのに不思議と嫉妬やねたみとは無縁のまま。小6で落語家になり、鶴瓶さんの「兄弟子」だった横山信治さんは16歳で廃業、ビジネスの世界に転じ「鶴瓶さんの生き様には、世のビジネスパーソンにとってのヒントがたくさんある」と実感しています。鶴瓶さんの気配り力に直に接した横山さんに、その魅力を聞きました。 【フォトギャラリー】昔はアフロ、笑顔は変わらず 最強の鶴瓶スマイル 落語家になるためには、3年間の修行期間があると言われています。ところが、鶴瓶さんは入門1年目からテレビで人気者に。兄弟子からは、嫉妬の対象になりかねません。そんな時、鶴瓶さんは、抜群の「褒め力」を発揮します。 横山さんが印象的だったのは、鶴瓶さんが単に褒めるのではなく、変化を褒めたことです。 「兄弟子の噺を単