先日カンテレで開かれた「アナウンサー体験会」に講師として参加しました=写真。アナウンサーに興味がある大学生に発声練習やスタジオでのニュース読み等を体験してもらうイベントです。学生の皆さんは目がとてもキラキラしていて指導にも力が。同時に22年前の自分の就職活動を思い出しました。 アナウンサー試験は非常に狭き門です。私の年のカンテレは1500人ほどの応募に対し内定は2人。よく通ったなと今更ながら感心します。「実力」と言いたい所ですが半分以上「運」でした。 大学時代、アナ志望の私は「アナウンス研究会」なるサークルを創設。仲間と毎日発声練習や歩道橋の上で行き交う車の実況などをしていました。しかし当時キー局はそんな「まね事」をする学生を敬遠する傾向があり私も全て「書類落ち」。まさに門前払いでした。 それでもくじけず臨んだカンテレの試験で「運」が回ってきます。 2次面接で志望動機を聞かれ「競馬実況した