兵庫県が募集していた明石公園(明石市)の陸上競技場とテニスコートのネーミングライツ(命名権)の売却が決まり、1日からそれぞれの愛称が「きしろスタジアム」と「NDK来夢・嬉しの森テニスコート」になった。 明石公園の陸上競技場の命名権は同市の精密機械メーカー「きしろ」が年額200万円で購入。契約は2021年3月末までで、15年から利用されてきた「アサダスタジアム」の愛称は3月末で終了となった。 テニスコートの命名権は、同市の製造業「中西電機工業」が年120万円で獲得。契約期限は23年3月末まで。 一方、昨年12月から過去最多の規模で募集していた46施設については45施設で応募がなく、県は年間を通して随時募集とすることを決めた。(前川茂之)