ローマＦＷブチニッチが、自軍サポーターから公然わいせつ罪で起訴された。１４日のカリアリ戦でゴールを決めた後、ユニホームを下げてパンツ姿で喜んだ。観戦した元審判のフラビオ・トゥッチ氏がこれを問題視。公共でみだらな行為をしたとして、ローマ警察に訴え出た。スポーツ審査委員会は、主審がイエローカードを出したことで、処分は十分という考えを示している。（波平千種通信員） ［2008年12月18日7時24分 紙面から］ソーシャルブックマーク

マンチェスターＵのＤＦファーディナンドが１６日、０１年６月に児童８人が殺害される事件のあった大阪教育大付属池田小に花束を贈っていたことが１７日、分かった。同校関係者によると、花束には「悲しく痛ましい事件を思い起こし、哀悼の意をささげ、献花したい。この花を飾ってください」という本人のメッセージが添えられていたという。 ファーディナンドは事件発生当時、プライベート旅行で来日していた。同時期に開催されたコンフェデ杯の決勝フランス－日本戦（横浜国際）で選手が黙とうしていたことから２日前に事件が起こったことを知った。その翌日には、予定していた京都旅行をキャンセルし、池田小に出向いた。イングランド代表として０２年Ｗ杯に出場するために来日した際には同校を訪れるなどしたが、今回、再び来日し、同校の地元のＧ大阪との対戦とあって、行動を起こさずにはいられなかったのだろう。 同校によると花束はカサブランカ、トル

ア・リーグ今季ＭＶＰのレッドソックスのダスティン・ペドロイア内野手が、来年３月のＷＢＣに出場する意向であることが明らかになった。球団公式サイトが伝えた。米国代表はまだ１次候補選手を発表していないが、ペドロイアは代表入りの要請を受け入れたと地元ラジオ局に語った。

プレミアリーグ、アーセナルに所属するクロアチア代表ＦＷのエドゥアルド・ダシルバ（２５）が１６日、ポーツマスとの２軍戦で約１０カ月ぶりの実戦復帰を果たし、「トレーニングと試合をこなす必要があるが、順調ならあと２週間でプレーできる準備は整うだろう」と年明けのリーグ戦復帰に意欲を見せた。 エドゥアルドは２月のバーミンガム戦で左脚を骨折。欧州選手権などを棒に振った。

Ｊ２Ｃ大阪の日本代表ＭＦ香川真司（１９）が、あまりの知名度の低さにがく然とした。１５日、大阪市の南住吉小学校で“１日先生”を務めた。「平成生まれ初の日本代表」として今季、一躍脚光を浴びた香川だが、実際にそのプレーを見たことがあるのは参加児童１５０人中たった５人…。「ショックだった。もっと有名にならないといけない」。日本代表でのレギュラー奪取とＣ大阪のＪ１昇格をあらためて誓った。 オレってこんなに知られてへんのか～。小学校を訪問した香川は、がくぜんとした。司会者が「香川選手のプレーを見たことある人は？」と問いかけると、小学６年の児童１５０人の中で、わずか５人しか手があがらなかった。「もう帰ろうかな～」と、ショックの大きさを冗談で取りつくろった。 今季４月に日本代表に選出され、８月の北京五輪にも出場した。それなのに、あまりに厳しい現実…。「テレビで（陸上の）朝原選手が同じようなイベントに参加し

名実ともに「熊本のゴン」になる。熊本ＦＷ中山悟志（２７）が１５日までに、Ｇ大阪との契約満了に伴い、来季、完全移籍することでクラブと合意した。中山は今季から期限付き移籍で加入し、得点ランク２位（１９点）のＦＷ高橋泰（ゆたか＝２８）と開幕スタメン出場。リーグ戦３６試合で５得点を挙げた。ＧＭを兼ねる池谷友良監督（４６）は「（高橋）ユタカのゴールは、（中山）悟志やキジ（ＦＷ木島良輔＝２９）の動きから生まれたものも多い。悟志は来年、もっとやってくれると思う」と飛躍を期待した。中山と同じくＧ大阪から期限付き移籍中だったＭＦ松岡康暢（２２）も、完全移籍が決定。引退と戦力外を除く日本選手２２人のうち、１６人と契約を更新した。

ドジャースは１５日、元横浜監督の山下大輔氏（５６）が、来季からアリゾナ州に移転する傘下のルーキーリーグの内野守備コーチに就任すると発表した。 日本のコーチが提携球団を通さず、個人で招聘（しょうへい）されるのは極めて珍しいケース。球団は守備の基本技術の徹底指導を期待している。 山下氏は「日米大学野球の際にドジャースタジアムでプレーし、３５年の時を経て再びドジャースと縁を持てた。今度はアメリカン・ドリームを目指す若手選手の力になりたい」と球団を通じてコメントした。

川崎ＦのＦＷ我那覇和樹が昨年科されたドーピング違反による出場停止が無効とされた件で、裁定を下したスポーツ仲裁裁判所（ＣＡＳ）がＪリーグに求めた仲裁費用は５万１４９５スイスフラン（約４００万円）だった。我那覇の弁護団が１５日発表した。１３日にＣＡＳから請求額の通知があった。 Ｊリーグの全額負担は５月の裁定で決まっており、Ｊリーグは１２月３１日の期限までに支払う意向を明らかにした。

レッドソックス岡島秀樹投手（３２）が１４日、米ハワイ州ホノルルで行われた「ＪＡＬホノルル・マラソン」に初出場。６時間８分３５秒で完走した。友人と「ワールドシリーズに出場できなかったら、参加する」と約束していたためで、オフシーズンに入ってから練習を始めた。 ２５キロ地点で体や脚が痛くなったため、休憩を入れながらゴールを目指した。「４２・１９５キロを走り抜くのは大変だった。メーンの仕事は野球。来季はワールドシリーズに出なければ」と疲れた表情だった。

ナビスコ杯でＪ１初タイトルを獲得した大分が、シャムスカ監督（４３）ら現場スタッフのために、米大リーグ流「優勝リング」を作製していることが１４日、分かった。優勝リングはＪリーグでは異例。選手にはメダルが贈られたが、功労者であるシャムスカ監督らの記念品がないことを聞いた溝畑宏社長（４８）が「監督、コーチ、選手だけでなく、トレーナー、チームドクター、マネジャーに裏方さんまで。この優勝に携わったスタッフの記念に、みんなへの感謝の思いも込めて作ることにした」と作製を決定した。来年１月３１日予定の始動日までに完成するという。

ヤンキースがフリーエージェント（ＦＡ）のＡ・Ｊ・バーネット投手と総額８２５０万ドル（約７４億円）の５年契約で合意した。１２日、複数の米メディアが報じた。 来年１月で３２歳になるバーネットは、１６０キロ近い球速を記録する本格派右腕。ブルージェイズに在籍した今季は自己最高の１８勝（１０敗）、リーグ最多の２３１奪三振を記録した。マーリンズ時代の２００１年にパドレス戦でノーヒットノーランを達成している。 ヤンキースは左腕のＣ・Ｃ・サバシア投手と７年総額１億６１００万ドルで合意したばかり。ＦＡの目玉と言われた左右の先発投手を、日本円にすると計２００億円以上を投じ、手に入れることになる。

福岡の主将、ＭＦ布部陽功（３５）が引退し、来季は福岡のアンバサダー兼コーチに就任する。布部は１３日、福岡市内のクラブ本社で仮契約を結んだ。

大減俸にベテランが頭を抱えた。福岡ＭＦ中払大介（３１）が１２日、契約更改交渉を行い、４０％以上のダウン提示を受けた。プロ入りした９６年（推定６００万円）より低い金額に「来年、サッカーをやるべきかどうか、考えるほどショック」と、合意に至らなかった。 ダウンの根拠は、出場時間だった。出場２３選手中２０番目の７２７分だった中払は「監督の起用方針で、流れを変えるためにベンチスタートになった。（総分数の）１９％しか出ていないと言われても、納得がいかない。厳しい状況で投入されて、勝利に結びつけたこともあるのに」と話した。来季の人件費を圧縮する福岡だが、主力の多くは複数年契約の最終年で年俸に大きな変動はない。若手の増減は微々たる金額で、単年契約のベテランに最も影響が出た。「ほかとのバランスを取ったと言われたが、おそらく僕のダウン幅が一番。それで若手と一緒なら、本当に来年、僕の経験を必要としてくれているの

スペイン１部マジョルカが広島ＦＷ佐藤寿人（２６）を、今冬の補強候補としてリストアップしていることが１２日、分かった。関係者によれば、佐藤と広島の契約が切れて移籍金がゼロになる１月の獲得を目指し、今夏からプレーＤＶＤを取り寄せるなど、調査を続けているという。マジョルカは０４年にも、当時のアラゴネス監督が、佐藤に興味を持ち、獲得を検討した。最終的には同タイプのＦＷ大久保を獲得したが、継続調査の対象になっていた。 佐藤は今季は２８得点を挙げ、Ｊ２得点王に。２日には広島と第１回契約更改交渉を行い、３００万円増の年俸４５００万円（ともに推定）の条件提示を保留。「広島は好き」と更改へ前向きな姿勢を見せると同時に、「海外から話があるのは確か」とも明かした。本人の海外志向は、年々強まっているという。今後正式オファーに発展すれば、移籍の可能性はある。

中部運動記者クラブのプロ野球分科会が９日、名古屋市内で行われ、球団マスコットのドアラが特別賞に選出され、最優秀選手賞の山本昌投手（４３）とともに表彰された。９４年に誕生したドアラは昨年人気に火がつき、書籍やＣＤを出すなど球団の枠を超えて活躍してきた。独特の「キモかわいい」キャラクターが受け、各方面から引っ張りだこの状態が続いている。受賞インタビューでは得意の筆談で「ありがとう」と喜びを表した。続いての質問、今季１番の思い出には「（山本昌の）２００勝」を挙げ、最後に野望を問われ「来年こそ大賞」との抱負を掲げた。

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セリエＡのＡＣミランは９日、イタリア代表ＭＦガットゥーゾが右ひざの靱帯（じんたい）を負傷したと発表した。地元メディアは今季中の復帰は絶望的だと報じている。 ガットゥーゾは７日のカターニャ戦で負傷し、前十字靱帯に断裂がみられるという。さらに検査を受け、手術するかどうかを決める。

元ブラジル代表ＦＷロナウドの代理人が９日、同選手が母国の有力クラブ、コリンチャンスとの１年契約に基本合意したことを明らかにした。 ２月に左ひざに大けがを負ったロナウドは、所属していたセリエＡ、ＡＣミランとの契約が切れ、所属先を探していた。

Ｒマドリードがベルント・シュスター監督を解任し、後任にイングランド・プレミアリーグのトットナムの監督を１０月に解任されたフアンデ・ラモス氏を迎えると、複数の地元メディアが９日、報じた。 レアルは７日のセビリア戦に３－４で敗れ、１３日に対戦する首位バルセロナとの勝ち点差が９に開いた。（共同）

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