先週は阪神でノーザンリバーが頑張ってくれて今年の初重賞。昨日は船橋でラヴェリータが内からよく伸びてエンプレス杯勝ちと、ボク自身のリズムはようやく上向いてきました。 それはそれでいいのですが、騎手会長としては看過できない重要な案件も急浮上してきていて、毎日考えなければいけないことばかりです。 そうです、お察しの通り、幸英明騎手が行なった裁決に対する不服申し立てのことです。問題のレース(阪神2日目6レース)のとき、ボクは中山で騎乗していましたが、すぐにパトロールビデオで確認して裁決内容に対する違和感を感じていました。彼は、妨害をしたとされる内側の馬に対して、むしろかばいながら進路を取っており、外側から押圧されて仕方なく手綱を控えているのがわかるからです。それを一方的に加害者扱いされたのですから、不服申し立ての手続きをした気持ちもよくわかります。しかし予想された通りに、申し立ては「理由がなく