群馬県は28日、川場村の川場スキー場内のレストラン「POW POW(パウパウ)」で食事をした茨城、神奈川、埼玉の3県に住む20~40代の男女8人が腹痛や下痢などの症状を訴え、一部の客と従業員からノロウイルスが検出されたと発表した。 群馬県は同店が原因の食中毒と断定し、3月1日まで3日間の営業停止処分とした。同スキー場では同じ時期に別の飲食店でもノロウイルスによる食中毒が発生しており、関連を調べている。 県食品・生活衛生課によると、14、15の両日に同店を利用した2グループ10人のうち、8人が発症した。カレーやまぜそば、とんかつなどを食べ、15日正午ごろから症状が出始めた。3人が医療機関を受診したが、入院した人はいないという。同店はコース中腹にある。 県は22日、同スキー場の別の飲食店「ティンバー」で、計19人が不調を訴えるノロウイルスの食中毒が発生したと発表。食事した日が同じ14、15日で