愛国主義的論調で知られる中国紙、環球時報(電子版)は7日、米国が主要国(G8)首脳会議枠の拡大に不支持を表明したことについて「日本が米国を引き込んで中国の加入を阻止しようとしている」といらだちを表した記事を掲載した。 同記事は日本メディアなどを引用する形で、日本は中国の正式加盟で「アジア代表」の座を失うことを恐れていると分析。「枠拡大に賛成のフランス、英国と完全に逆だ」と不快感を示している。 一方、同紙は「日本はサミット防衛のため、地対空誘導弾パトリオット(PAC3)を配備した」と伝え、日本の厳重な警備態勢に高い関心を示した。(共同)