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呉座勇一に関するdameganoのブックマーク (14)

  • 『応仁の乱』著者が力説「富子は悪女ではなく、終戦の功労者である」(呉座 勇一)

    小学生から新学習指導要領で受験する高校生、さらには社会人までを読者対象とする、気鋭の若手研究者たちが監修した『講談社 学習まんが 日歴史』(全20巻)シリーズが好調に売れています。監修者のひとりであり、21日には大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の時代考証を務めることが発表された歴史学者の呉座勇一氏は、明智光秀が「敵は能寺にあり」などとは言っていないように、日野富子は悪女ではなかったと力説します。 なんのために歴史を学ぶか 「学習まんが」というと、一般的には小中学生が読むものというイメージが強いと思います。しかし、実際にはもっと年齢が上の人たち、高校生、大学生、さらには、社会人でも、歴史を学ぶ上での導入として読まれる方がかなりいらっしゃいます。 今回、私が中世時代を監修させていただいた『学習まんが 日歴史』は、大人の読者も想定し、「学習まんが」としては知識量、情報量が多くなっています。

    『応仁の乱』著者が力説「富子は悪女ではなく、終戦の功労者である」(呉座 勇一)
  • 室町将軍展 見直し進む東山文化論 寄稿 呉座勇一【コラム】 | アルトネ

  • やっぱり弱かった!? 実は意外と強かった!? 室町将軍たちの真実に迫る!【レポート】 | アルトネ

    「室町時代は、NHK大河ドラマの題材になることも少なく、初代将軍の足利尊氏を主人公にした『太平記』、応仁の乱を描いた『花の乱』くらいで、非常にマイナーな時代。皆さんにとってはあまり馴染みのない時代だと思います」と呉座さん。「そんな中、“室町将軍”と題して、15代を紹介する展覧会は前代未聞。私は室町時代が専門なので非常にうれしいです。これを機に室町時代に興味を持っていただければ」と題へ。 「やはり、室町将軍は“弱い”というイメージでしょうか。盤石な武家政権の江戸幕府、承久の乱など戦のイメージが強い鎌倉幕府。それに比べて室町幕府はなんとなく弱く感じますね。金閣寺を作った3代将軍・義満は例外として、将軍が守護大名の力を抑えられていないイメージでしょうか」 司馬遼太郎の小説「箱根の坂」には「国王(=将軍)というには、所領がすくなすぎた」「初代将軍・尊氏は気前が良く、家来に土地を分け与えていた」と

    やっぱり弱かった!? 実は意外と強かった!? 室町将軍たちの真実に迫る!【レポート】 | アルトネ
    damegano
    damegano 2019/08/30
    室町幕府の特徴として「常に敵がいる」として、VS南朝の尊氏~義満(前期)、VS鎌倉府の義持~義尚(中期)、VSもう一人の将軍の義稙~義昭(後期)という分類になるほど。敵が居るからこそ実は意外と強かったのでは?
  • 「俗流歴史本」の何が問題か、歴史学者・呉座勇一が語る(呉座 勇一) @gendai_biz

    何が問題になっているのか 今、書店には歴史学の最新成果を無視して作家などが思いつきを綴った「俗流歴史」が溢れている。昨今では百田尚樹氏の『日国紀』(幻冬舎)が何かと話題だが、ここ20~30年ほどで日史学界に対して最も攻撃的だったのは作家の井沢元彦氏であろう。ただ『逆説の日史』などの氏の一連の「歴史ノンフィクション」は、史料に基づかない想像を多く交えており、学問的な批判に堪えるものではない。 そこで私が朝日新聞に連載したコラムなどで井沢氏の著作に対して苦言を呈したところ、氏が反論してきた(『週刊ポスト』2019年3月15日号掲載、『逆説の日史』第1218回「井沢仮説を「奇説」「歴史ファンタジー」と侮辱する歴史学者・呉座勇一氏に問う」)。 これに対し私は、『週刊ポスト』3月29日号で「井沢元彦氏の公開質問状に答える」という記事を書いた。すると井沢氏が『逆説』1221回で「「公開質問状

    「俗流歴史本」の何が問題か、歴史学者・呉座勇一が語る(呉座 勇一) @gendai_biz
    damegano
    damegano 2019/06/13
    「想像の翼を広げて「歴史のロマン」を楽しむことと、歴史を学ぶこととは、明確に区別すべきである」まさにこれなんだけど、批判された側は歴史ロマン自体を否定されたかのように受け取ってしまうと言う。
  • 八幡氏への忠告② 人生経験は歴史研究に益するか

    八幡氏は 呉座さんが分かってないと思うのは、自分が文献資料の分析だけのプロだということだ。だから、資料の発見とか整理や評価はプロのはずだが、解釈能力があるかどうかは別だ。解釈は森羅万象についての知識、推理能力、人生経験などがものをいうから、文献史家がプロとしての優位性をもっているとは言い切れない と述べる。 こういう誤解をしている歴史愛好家は非常に多い。私が大学院生の頃、定年退職して大学の聴講生として日史学研究室に出入りしている方がいた。その人は「歴史なんてものは若い人には分からない。人生経験を積んでこそ分かるのだ」と主張されていた。だがもちろん、大学院生の方がその方より史料が読めるし知識もあるので、みんなで色々と指導するのだが、自分の息子や娘より年下の若造たちに指図されるのが癪に障ったようで、そのうち姿を見せなくなった。 当時の私は「困ったお年寄りだな」と思っていた。けれども今にして思

    八幡氏への忠告② 人生経験は歴史研究に益するか
    damegano
    damegano 2019/03/26
    「一人の人間が一生で経験できることなんて多寡が知れているからこそ、私たちは本を読み、歴史を学ぶのである。」歴史を学ぶ意味はまさにここだよなぁ。巨人の肩に乗ることで新たな視点を得られる
  • 在野の歴史研究家に望むこと

    週刊ポスト(3月15日号)誌上での井沢元彦氏の公開質問状に対して、私が今週発売の29日号で反論した。これに対して評論家の八幡和郎氏がまたまた感想をアゴラに寄せている。 呉座 VS 井沢:歴史学者だけが歴史家なのか? 上記記事で八幡氏は私の反論文について「素晴らしい出来である」と述べている。お褒めいただいて恐縮だが、八幡氏は以前にアゴラ上で発表した記事で そして、井沢氏は「安土宗論八百長説」、つまり、信長の前で浄土宗と法華宗の間で行われた宗論について信長が最初から法華宗を負けさせるつもりだったという通説が自分の問題提起をきっかけに学説も修正されたことを指摘しているが、これには一理あるだろう。(「週刊ポスト」で井沢元彦氏が呉座氏に公開質問状) と述べている。井沢氏の主張を鵜呑みにして学界の通説が一蹴されたと八幡氏は思い込んでいたわけだが、一蹴されていないことは私が週刊ポストで指摘した通りである

    在野の歴史研究家に望むこと
    damegano
    damegano 2019/03/22
    「私はあなたのような無知な人間を相手にするほど暇じゃ無いのでひっこんでていただけませんか」をオブラートに包むとこういう言い方になるのか。論戦中のI沢氏やH郷先生に比べて小物すぎる。
  • 『日本国紀』監修者・久野潤氏の問いかけに答える

    『日国紀』問題で久野潤氏から再反論があった。 『日国紀』論争、久野潤「呉座氏は私の問いに真摯に答えよ」(iRONNA) 真摯に答えよとのことなので、私の考えを述べておく。泥仕合にしたくないので、なるべく簡潔に答えようと思う。 匿名の批判をどう考えるか 久野氏の反論は多岐にわたるが、主要な柱の1つは「ネット上での匿名の批判を相手にしない」という自身のスタンスの正当性を改めて唱えた点だろう。ネット時代においては、著名人に多数の匿名の批判が殺到するので、全ての批判にいちいち対応できないというのは、私も痛感するところである。 しかし、久野氏の勤務先である大阪観光大学を揶揄するといった中傷を除くのは当然として、議論する価値のある主な批判を選んで反論することはできるのではないだろうか。久野氏は匿名の批判者は揚げ足取りや人格攻撃ばかりしているかのように語るが、実際には『日国紀』の内容を真剣に検討し

    『日本国紀』監修者・久野潤氏の問いかけに答える
    damegano
    damegano 2019/02/21
    的確に相手の急所を突いて息の根を止めた上で、あんな本に関わったばかりに……と憐れみまでかけるとは完全勝利。これ絶対呉座先生、ニッコニコで愉しんでるでしょ。
  • 「平成って」 混沌・分断、中世と重なる - 日本経済新聞

    4月30日で「平成」が終わる。この30年間はどんな時代だったと言えるのだろうか。大きな節目を前に有識者の見方を聞いたり、記憶に残る出来事の現場を訪ねたりしながら、社会の軌跡をたどる。「日歴史を振り返ると、『平成』は『中世』と一番近いかもしれない」。「応仁の乱」(中公新書)は、多くの人物の利害や思惑が絡み合って戦乱へと突入していく背景を詳細に描き、歴史書籍としては異例のヒットを記録した。「

    「平成って」 混沌・分断、中世と重なる - 日本経済新聞
    damegano
    damegano 2019/02/05
    「「先が見えず、つかみどころがない時代だった」「戦争こそなかったが、何が起きるかわからない混沌とした雰囲気があった」と、2つの時代の類似性を独自の視点で捉える。」
  • 『日本国紀』監修者・久野潤氏の反論に応える②

    前回に引き続き、『日国紀』の監修者の一人である久野潤氏の反論に応答する。 私は12月11日の朝日新聞朝刊のコラムで「私の見る限り、古代・中世史に関しては作家の井沢元彦氏の著作に多くを負っている」と指摘した。 通説と思いつきの同列やめて これに対し久野氏は 「すでに校正段階で筆者もその件で百田氏に直接尋ねたところである。自らの知見に基づいて部分的に井沢説を採りつつ論を展開するのは、百田氏の著作である以上自由であろう。」 と反論している。 ただ私の見る限り、同書の古代・中世パートで通説と大きく懸け離れた主張を展開している部分は、古田武彦氏の九州王朝説を除くと、井沢元彦氏の著作に大きく依拠している。百田氏の独自説というと、「百済は日の植民地に近い存在だった」ぐらいではないだろうか。 井沢元彦説をつまみい 17pなどは「作家の井沢元彦氏は~」と書き出しているので問題ないが、明記していない箇所

    『日本国紀』監修者・久野潤氏の反論に応える②
    damegano
    damegano 2019/01/11
    「仮に『百田尚樹の痛快!日本史講義』みたいなタイトルだったら、私はわざわざ朝日新聞で批判しなかった。」まさにそれ。焚きつけた幻冬舎の責任でもある。人斬り呉座先生、ニッコニコで反論書いてそうだ。
  • 歴史から教訓を学ぶということ | 考える四季 | 呉座勇一 | 連載 | 考える人 | 新潮社

    人は何のために歴史を学ぶのか。当今は「愛国心を持つためだ!」と語気を強める方が少なからずいらっしゃるようだ。一方で「石田三成様のことを全て知りたい」「古文書を読めるようになりたい」など、趣味として歴史を学ぶ人も増えているそうだ。 ただ、こういう人たちは良くも悪くも特殊で、もっと気軽に歴史を学ぶ人々が存在する。そして人数で言えば、ライトな「歴史好き」が圧倒的に多数派なのである。彼らは人生の教訓を学ぶために歴史に触れているらしい。 巷には「戦国武将に学ぶ」的なビジネスがあふれている。今年のNHK大河ドラマ『軍師官兵衛』に便乗した「黒田官兵衛の知略に学ぶビジネス処世術」といった企画も新聞・雑誌等に散見される。 歴史小説から学ぼうとする人も多い。最近、現役政治家が「私たちの生き方にヒントをもたらす歴史」をランキング形式で紹介している記事をインターネット上で見かけたが、上位は司馬遼太郎の小説で占

    歴史から教訓を学ぶということ | 考える四季 | 呉座勇一 | 連載 | 考える人 | 新潮社
    damegano
    damegano 2018/08/13
    今をときめく呉座先生がまだ世間的にはそれほど知られていなかった4年前の記事。司馬を読んで歴史を知ったつもりになってる「大物」って多いよね。「偽りの史実からは間違った教訓しか導けない。」これ大事。
  • 一揆はほんとうに「進歩的な勢力」が担っていたのか?(呉座 勇一)

    民衆はいつも被害者だったのか? 民衆が戦乱をいかに生き延びたのかを多方面から論じた『戦乱と民衆』(磯田道史+倉一宏+F・クレインス+呉座勇一著、講談社現代新書、8月21日発売予定)の発売に先立ち、『応仁の乱』『陰謀の日中世史』などヒット作を連発する歴史学者・呉座勇一氏の特別エッセイを公開する。 階級闘争史観と一揆 拙著『応仁の乱』(中公新書)の予想外のヒットにより、私は何やら応仁の乱の専門家のように見られている。しかし私の来の専門は一揆で、博士論文でも中世の一揆をテーマに据えた。 一揆を研究対象に選んだ理由はいろいろあるが、一つには一揆が戦後歴史学の花形テーマだったからである。戦後歴史学の意義と限界を見定めるためには、一揆の検討は欠かせない。 では、なぜ一揆研究は戦後歴史学の王道だったのか。それは、戦後歴史学が「階級闘争史観」に立脚していたためである。 階級闘争は共産主義の基的な概

    一揆はほんとうに「進歩的な勢力」が担っていたのか?(呉座 勇一)
    damegano
    damegano 2018/08/10
    階級闘争史観は根深いからなぁ。先入観にとらわれずに歴史を捉え直すことが必要。
  • 「歴史に学ぶくらいならワンピースを」日本史学者・呉座勇一の警告

    学会で相手にされない陰謀論 そんなに資料はない能寺の変 太平洋戦争での奇襲多用につながってしまった「歴史の物語化」 「能寺の変」や「関ケ原の戦い」などを巡り、世にはびこる様々な陰謀論や俗説を、専門家の視点から“ガチ検証”した『陰謀の日中世史』(角川新書)が11万部のベストセラーになっている。著者で日史学者の呉座勇一さんは「歴史『を』ではなく、歴史『に』学ぶのは危険」と訴えます。「『物語』が欲しいなら、ワンピーススラムダンクを読んで」とも。呉座さんが恐れる歴史の学び方とは?(朝日新聞文化くらし報道部記者・高久潤) 学会で相手にされない陰謀論 ――武士政治の表舞台に出てくる保元の乱を皮切りに、織田信長が死去する能寺の変、そして関ケ原の戦いと、誰もが聞いたことがある中世の歴史を「陰謀」という切り口で考えたのはなぜですか 「能寺の変に黒幕がいた、坂龍馬暗殺に黒幕がいた、といった『

    「歴史に学ぶくらいならワンピースを」日本史学者・呉座勇一の警告
    damegano
    damegano 2018/08/06
    人斬り呉座先生の切れ味が一向に鈍らない。明智といい井沢といい「ぼくのかんがえるさいきょうのれきし」を「真実」とする輩はもっともっと斬られてしまえばいい。
  • DGXMZO3285436011072018000000?channel=DF220320183617

    記事保存 日経BizGate会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。 フェイクニュースにどう対処するか――。ネットの検索エンジンやSNSの発展を背景として飛び交う偽情報が、時には国際政治をも揺さぶっている。しかし、だまされてしまう受け手側の姿勢にも問題があるに違いない。現在でも往々にして見かける「陰謀論」は、いわば日流フェイクニュース。虚実取り混ぜてさもありなんと思わせる内容が特徴だ。ベストセラー「応仁の乱」の著者である呉座勇一・国際日文化研究センター助教は新著「陰謀の日中世史」(角川新書)の中で「能寺の変」にまつわる数々の黒幕論と、だまされてしまう人々の心理状態を解き明かした。現在の企業社会に生きる我々にもヒントを与えてくれそうだ。 ■能寺の変「黒幕論」は1990年代から ――1582年(天正10年)に起きた「能寺の変」は日史上最

    DGXMZO3285436011072018000000?channel=DF220320183617
    damegano
    damegano 2018/07/18
    さすが人斬り呉座先生、何度でも何でも陰謀論子孫を切り捨てる
  • 江戸しぐさが好きな人ほど陰謀論にハマる 複雑なものを単純化すると間違える

    「傘かしげ」や「こぶし腰浮かせ」などの「江戸しぐさ」。「江戸時代の商人たちのマナーだった」などと喧伝されているが、歴史的証拠はなく、偽史である。だがそうした行為には価値があるとして、信じ続ける人もいる。累計47万部のベストセラー『応仁の乱』(中公新書)の著者・呉座勇一氏は、新著『陰謀の日中世史』(角川新書)で、そんな陰謀論を徹底的に論破している。なぜ偽史はしぶとく生き残るのか。その理由を聞いた――。(前編、全2回)/聞き手・構成=稲泉 連 累計47万部のベストセラーの次は「陰謀論」 ――一昨年10月に出版された『応仁の乱』(中公新書)は累計47万部のベストセラーになりました。今回、次の作品である『陰謀の日中世史』(角川新書)では、日中世史における「陰謀論」がテーマです。どうしてこのテーマを選んだのでしょうか。 実はこの『陰謀の日中世史』は、『応仁の乱』と並行する形で進めていたテーマ

    江戸しぐさが好きな人ほど陰謀論にハマる 複雑なものを単純化すると間違える
    damegano
    damegano 2018/06/01
    下村博文みたいなのが文科相になるくらいだからねぇ……深刻。
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